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ベッドルームのプロポーズ

 


 ベッドルームのプロポース




 

 「はぁ・・・。」

 ぱたんとノートを閉じて、伸びをする要領で机に突っ伏しながら、春歌は溜息を洩らした。

 結構、難しい。
 やってみると案外、何でもそうだけど、外野の立場で見ている時とは大違いなものが多い。これもそうだ。

 「作詞は奥が深いです・・・。」

 昼下がりに音也から突然、逢いたいから部屋で帰りを待ってて欲しい、とメールが届いた。
 今日は朝から夜まで撮影だと聞いていたので、春歌も作曲に打ち込んでいたが、どうやら天候が関係する撮影部分の影響で夕方には終わるようだからと、音也が連絡してきてくれた。

 それが嬉しくて、春歌は早々にキリをつけて、音也の部屋までやってきた。
 
 音也の帰りを待ちながら簡単な掃除をした。そしてふと思いついて、彼に聴かせたくてまだ未完成の段階で持ってきた曲に詞を足し始めたのだが、なかなかどうして思うように言葉が載らない。

 (頭を一生懸命使ったら、眠くなってしまいました・・・)

 目を閉じて、眠るか眠らないかの浮力に逆らわない状態で、ソファに沈む。
 詩を付けるなら、音也への気持ちを謳おうと思っていた。優しくて、真っ直ぐな彼に贈る、賛辞にしたいと思っていたが、浮かぶのはただ、彼のキラキラした姿、音楽に向かう真剣でいて楽しそうな姿ばかりだ。

 それが上手く言葉にならない。
 彼が輝くアイドルである景色は次々浮かぶが、それを言葉に変換出来なくて、春歌は唇を尖らせる。

 (私とふたりきりの時は、キラキラっていうより、ちょっとだけ、しっとりした感じがする音也くんに変身します・・・それを歌詞にしたら・・・)

 そこまで考えて、がばっと起き上って首をぶんぶんと横に振る。

 キスをする時の彼の舌の動きを真っ先に思い出してしまって、赤面した。

 「だめです、恥ずかしすぎます。」

 真っ赤になった顔を手で覆って、自分で自分を意味無く叱責する。
 小さい声で何度も繰り返す。そうしないと、恥ずかしさのやり場が無かったからだ。

 「ただいまー!」

 「あっ。」

 いつの間にかリビングへ入ってきた音也に、春歌は慌ててソファから降りる。
 軽くパニックになっていたせいか、玄関のドアの音に気付かなかったらしい。

 「ただいま。ごめんね、予定してた時間より、大分遅くなっちゃったね。」

 音也が荷物を床に置きながら、片手ですぐさま春歌を引き寄せた。

 「ううん、撮影だから、もっとかかるかもしれないって思ってたから大丈夫です。」

 「ん、でもごめんね。」

 「いいえ。あ、お茶を淹れますから、音也くん、お外から帰って来たら先に手を洗わないとダメですよ。」

 「えーいいじゃん、先に・・・。」

 ちゅっ。
 おでこにキスをされて、春歌は益々顔が火照る。

 「ただいまのキスくらい、先にさせてよ。じゃ、手洗ってこよーっと。ねえねえ、俺、なんか甘いのが飲みたいんだけど、ココアとか、あったかなあ。」

 言いながら音也が洗面所へ消える。
 春歌はどぎまぎしながらキッチンへ向かった。

 用意したココアを一口飲んだ音也が、ソファに座ったまますっと春歌を抱き寄せる。

 「ね、俺、甘い物も食べたい・・・。」

 「えっ。」

 「ね。」

 
 「ね、って、え? え?」

 「うん、甘いもの。君が食べたいよ。今日ずっと仕事してて、俺、なんか判んないけど、いつもより君としたくて1日ウズウズしてた。だから、したいんだ。」

 音也の直球のお願いに、春歌はうろたえた。
 しかしうろたえても、体は既に彼から伝わる熱に反応し始めている。

 それが音也にも判るようで、小さなカタチだけの抵抗は無視されて、抱えられてベッドまで連行された。

 遠慮の無い荒いキスをされる。
 まるで食べるように所構わずむしゃぶりつかれるキスに、春歌はあっという間にどろどろに溶かされた。力が抜けて抵抗の気配のまるで無い春歌の服を、音也が夢中で脱がす。

 「んっふ、っ・・・。」

 首筋を唇で辿られると抑えようの無いゾクゾクした感触が体を走る。
 これでは音也に、感じている事が手に取るように知られてしまうと思うと、なのに更に体は熱くなる。

 乳房を揉みしだかれて、体を捩る。

 「君のおっぱい、とってもかわいい・・・ね、いっぱい吸っていい?」

 「き、聞かないで下さい・・・。」

 「なんで。いきなりしたら、イヤでしょ。」

 少し真面目そうに言う音也に対して、春歌はつられて真面目に返事をする。

 「音也くんにされるなら、イヤじゃないです。」
 
 「え。」

 「音也くんになら、いっぱいちゅうってされたい、です。」

 その言葉を受けて、音也が春歌の胸の先端に勢い良く吸いついた。

 「ふぁああん。」

 「んっ・・・こんなに固くして、やらしー。俺がこうするの、待ってたんだね・・。」

 嘲笑されたような気がして、春歌は首を横に振る。
 そんな事はお構いなしに、音也が先端を舌で転がし吸い続ける。

 「ちゅーってしたら、ほんとにミルクが出たらいいのに。それをちゅーってしたいな。」

 「そ、それはムリです。赤ちゃんが出来ないと、女の人だってミルクは出ないんですよ。」

 息を乱して体をくねらせながら、そしてそれを抑え込みながら、男と女として交わいながら、紡がれる言葉が流れて行く。

 「うん、そっか。だったら、赤ちゃんつくっちゃおう。」

 「ええっ。」

 流れが止まる。
 春歌は強張って停止した。

 音也の言葉が女にとってどれ程の重さか、彼は解って言っているのだろうかと、雌としての本能で体の動きが止まったのだ。

 それを見て音也は、まるで意外な顔で春歌に告げた。

 「なんでそんなに驚くの? だって俺、君とずっと一緒に居たいんだよ。俺達がもっとずっと先も一緒に居るって事は、フツー結婚するってコトでしょ。そしたら子供ほしいよ。」

 「ほんとに・・・? 音也くん、ほんとにそう思ってくれてるんですか・・・?」

 「本気だよ。俺と、ずっと一緒に居て。お願いだよ。」

 そうしてもう一度、今度はさっきより優しいキスをされる。
 春歌は、夢見心地で返事をした。

 「好きだよ。俺、君が大好き。ほんとだよ・・・。」

 「音也くん、わたしもです。」

 ゆるゆると動かされていた腰が大きく早い動きに変わる。
 抱え込まれて、腕に閉じ込められて、春歌は息苦しさと快楽と幸せに喘ぐ。

 軋み揺れるベッドは、まるで世界に浮かぶ、二人を乗せた愛の船。
 このまま2人で、どこまでも共にあれればいいのにと願いながら体を重ねる恋人同士の、総てを包む柔らかな箱。






              

                     To Be Continued・・・









 あとがき


 音春 R18でゴザイマス。

 白い音也求ム。のリクエストにお応えしました! つも、り・・ですが、いかがでしたでしょうか。まーしかし書いてて鼻のアタマむず痒くなりましたよ、ええ、どれ程途中で方向転換したかったか・・・!

 でも、たまにはこんな小さなヒトコマのきっかり短いSSもよいかなと。
 自分は最後の2行が好きです。絵画っぽくしてみたいなって思って。上手く行きましたでしょうか。訪れて下さった方々が、お楽しみ頂けたら幸いです。

 で、これ、きっかりSSとして書いて、カテゴリもよみきりに入れましたが、実はこっそりプロローグです。 

 ちょっと次回まで時間かかりそうなので、とりあえずよみりきカテに入れておいただけっていう・・・。
 いやー、頑張りますのでよろしくです






















 

 
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みるくあずき2

Author:みるくあずき2
成人。
主婦。母。妻。嫁。娘。事務員。など。

本家ブログはアメブロ
http://ameblo.jp/milk15azuki
にて、乙女ゲームレビュー(感想・攻略? 雄叫び、乙女向けCDも愛聴)を書き綴っております。

乙女ゲ歴というかゲーム歴4年。
妻となり母となって大分経ってから見つけた趣味なので、遅咲きです。
遅咲きの狂い咲きってヤツですね。

本家ブログは只今リアル絶賛多忙中の為に気紛れゆるゆる更新です。コチラは元々気の向くままに進めています。

下のカテゴリからお好みのモノを選んで頂くと、連載は1話から読めます。

感想・お世辞は大歓迎ですが、苦情は受け付けられません。
鍵付きのコメントは、拍手コメントも含め一切の誤表示を防ぐ為、お返事は致しませんが、必ず読んでおります。励みになっております。有難うゴザイマス。
拍手とかコメントとか貰えると泣いちゃうくらい嬉しいですよ・・・。

鍵付きでは無いコメントは、拍手コメントも含め必ずお返事させて頂いております。
宜しくお願い致します。

只今うたプリだと トキ春 嶺春 蘭春 音春を筆頭にカミュ春や翔春、真春、レン春もございます。R18、オールNLとなりますので宜しくお願い致します。

だけど最近プリンスよりも先輩とかヘヴンズが好きだったり・・・。

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