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プリンスと1週間 レン編

 

プリンスと1週間 第1話
 
 月曜日 レン ~俺は意外とノーマルなのさ~

 
 

 朝が来て、居た堪れない苦しげな表情で、「行くな。」 という龍也の腕を、高笑いを纏ったシャイニーがやって来て無理矢理引き剥がすまで、春歌は龍也の胸の中に居た。

 ドアを閉める時、窓ガラスが割れる轟音と共に、「りゅううううううううううやああああああああああああ!」 と、林檎の猛り狂った怒声が聞こえた気がしたが、同時に龍也の悲鳴が聞こえたような気もしたが、振り向かずに自室へ戻った。

 「着替えたら、昼までにミスタ神宮寺の元へ行ってくだサーイ。彼は、ユーと一緒にランチをしたいそうデース。このメモのお店に直接お出かけくだサーイ。」

 メモに記されていた店名と住所を検索すると、割と寮から近くにある、高級そうなフレンチレストランだった。目の玉が飛び出る程の値段が書かれたメニューが掲載されている。

 「こ、こここ、こんなトコロへ行けるようなお洋服がありません・・・!」

 どさっ!

 「えっ。」

 「ハッハッハー! ミスタジーングウジに頼まれていたモノを忘れてマシター! では確かにお渡ししましたヨー。グバイ!」

 (今、社長は一体どこから・・・そして、窓を開けて普通に落下して行ったけど、何がどうなってるのか判りません・・・。)

 しかしシャイニングの身など案じても仕方ないので、春歌は床にある箱を開封した。

 「わぁっ・・・!」

 大きな箱が3つあったのだが、ひとつにはパステルカラー、ビビッドカラー、そして、可憐な花柄プリントのミニ丈のドレスが3着入っていた。パフスリーブの袖のもの。タンク型ですとんとIラインのもの、花柄プリントのワンピースドレスは、カシュクール型で腰でリボン結びをして着用するようになっていた。

 そしてもう1つの箱には、中に更に3つの箱があり、それぞれ服に合わせた靴が入っていた。踵の高い靴ばかりで春歌は気後れする。

 レンからの手書きのメッセージカードに

 「愛しのレディ。美味しいランチを、いつも以上に可愛らしく着飾った君と一緒に楽しみたい。どれかお気に入りをひとつ選んで着てほしい。○時に、寮の門前に車を寄越すから、待ってるよ。」

 と書かれている。

 「どうしよう・・・嬉しい。やっぱり神宮寺さんは、こんな素敵なコトをさらっと出来てカッコイイです・・・。このお姫様みたいなワンピースにしようかな・・・花柄もいいな・・・。こっちの箱はなんだろう・・・。」

 残りの箱を開けて、春歌が暫し黙る。

 「しっ・・・下着・・・これ、すごいんですけど、これを、着ろ、って事なのでしょうか・・・。」

 中には、様々なアクセサリーやストール、そして、下着が3つ揃っていた。

 「これも、お洋服に合わせるのでしょうか・・・。」

 だが、洋服の可愛らしさとは全く真逆の、どれもこれもセクシーなものばかりだ。

 「赤、黒、はちょっと・・・白ならいいかな・・・。え。こ、これ、は・・・。」

 春歌は、白い下着を手に取る。色味としては一番まともかと思ったが、まともなのは色だけで、完全に薄いレースとチュールだけで作られたそれは、はっきり言って体を隠す意味の無いシロモノだった。
 
 「これはスケスケすぎます・・・着れません。絶対に着れません!」

 泣き出しそうになりながら赤いショーツを手に取ると、見た事が無いようなTバックショーツで、春歌はそっと元の包みに仕舞う。黒い方をと思えば。これまた前も後ろも極端に布の面積が削除された、紐しかない! ようなショーツで、おまけにブラも結構な透け具合だった。

 「着れません、絶対に着れません。ううう・・・ぐすっ。」

 ぴんぽーん。

 「はーい?」

 誰だろうと思ってドアを開けると、音也が立っていた。

 「音也くん!」

 「春歌、帰ってたんだね。俺、心配になって来ちゃったんだ。君が、泣いてないか心配で・・・。」

 ずきんと、胸が痛む。そうか、知っているのだ。
 当然といえば当然だ。これは仕事の一環。パートナーを組む彼ら7人が、知らないわけがない。だけど、本当だったら普通の女の子は秘密にしておくはずの事を、しかも異性に知られているなんて、恥ずかしくてどこかへ隠れたい。

 俯いたままの春歌の頭をそっと撫でて、音也が、

 「ねえ、辛いだろ。こんなのって、無いよね・・・。あの、さ。俺を選んでよ。そうしたらすぐにでも、こんなコトはやめられるからさ。」

 「音也くん・・・。ムリ・・です・・。もう、始まったら、覆せないって日向先生が・・・。」

 泣きそうになった春歌に、音也が慌てて明るく取り繕う。

 「あははごめん。うん、そうだよね、俺もそう聞いてたよ。無理な話を蒸し返してごめん。今のは忘れてよ。仕方ないよね・・・。でも俺は、どんな理由でも君を抱けるならうれし・・・ってあ、あのさ! 今日は、レンと会うんだよね。もう出かけるの? レンは部屋にいないみたいだけど、待ち合わせ?」

 「はい。それが、その、お洋服を選ばなくちゃいけなくて、迷ってて。」

 「何それ。レンに会う為に服を選んでるの? なんだか妬けちゃうよ。あ、じゃあさ、俺が選んでもいい? どんなのと迷ってるの、見せて見せて!」

 ずかずかと部屋に上がりこみ、春歌が散らかしたレンからのプレゼントを、音也が目にした。

 「うわー・・・高そ・・・。これ、レンから?」

 「あ、はい。」

 「ちぇー。ズルイなあ。お金があると、こんなにあっさり女の子が喜びそうなもの、プレゼント出来ちゃうんだもんな。ね、君は・・・男はお金持ってる方がいいって思う?」

 「えっ。」

 上目遣いで訪ねる音也に多少たじろいだが、いいえ、と返事をした。
 満足そうに笑った音也は、俺が選んであげるよ、と言って荷物をさばくり始めた。

 「よし、じゃあ洋服と靴はこれでOKだね。下着はこれにしなよ。」

 「そっ! それはっ!」

 音也がニッコリ笑って春歌に差し出したのは、透けていて下着の役目を果たしてない白色のそれだった。

 「だだだだだだめです! それ、それっ、全然下着になってないんです。スケスケすぎます!」

 「関係ないよ。いいからとりあえず着て、俺に見せてよ。」

 「ええええええええええええええええええええええ。」

 「あのさ、選ばせておいて、着て見せてくれないなんて、そんなのおかしいでしょ。」

 (おかしいのは音也くんでは!?)
 
 心の中で叫ぶも、言葉には出来ない。音也自身が勝手に選び出したというのに、あんまりな言い草だが、春歌は言い出せない。後ろを向いて目を瞑っているからという音也に観念し、春歌は下着を身に着けた。

 「もういーかなー? 目、開けるよー。」

 わくわくで壊れそうな俺。を全身から溢れ出させたような声で、音也が振り返る。

 「うわぁー! いいじゃん、いいじゃん、とっても似合うよ、うわー透けてるー。乳首勃ってるー。スケスケだから丸わかりだよー、エローい!」

 「!」

 咄嗟に胸を隠そうとした春歌の手を取ると、音也がそのまま彼女を抱き寄せる。

 「音也くん・・!」

 「こんな格好の君を見せられて、そのまま何もせずに帰れると思うの。」

 「そんなっ・・・だっ、ダメです! 順番を守らなかったら失格になっちゃいます!」

 「・・・春歌、それって、俺を選んでくれる可能性があるって事なの? 俺の失格を心配してくれるなんて。」

 ふっと、音也の腕の力が緩む。
 そのまま身を屈めて、音也が春歌の胸の先に軽く吸い付いた。

 「ひぁ!」
 
 「んっ・・・下着の上から吸うなんて、ちょっとエッチな感じする。ね、直接じゃ無くても気持ちいい?」

 「ダメ、ダメですっ・・・失格になっちゃいますっ・・・!」

 「胸を触ってるだけだよ。本番はしないからさ。ね。いいだろ。」

 「だめっ、ダメっ。」

 「それにさ、ルールとか聞いたけど、中で出しても妊娠しないように魔法がかけてあるんだってね? ホントあのおっさんは何でも出来て不気味だけど、これに関しては感謝だね。だから、もし最後までしちゃっても、安心だろ・・・?」

 「ああっ!」

 音也の指がショーツのクロッチ部分脇から入り込んだその瞬間。

 外で大きな音が響いた。

 「ミースーターイットーキ!!!! それ以上すると失格デース・よっ!!!!」


 「っチ・・・どっから見てんだよ・・・。何でも出来るのもやっぱ考えもんだな・・・。」

 (社長、助かりました・・・。)

 ブツブツと文句を言いながらも、大人しく帰った音也に続いて、春歌も急いで支度をして部屋を出た。

 


    ****************************************





 「やぁレディ! プレゼント、着てくれたんだね、嬉しいよ。」

 レストラン最奥の個室で、レンは待ってましたとばかりに春歌を迎え入れた。

 「あの、神宮寺さん、これ、嬉しいんですけど、私さっき友ちゃんに会って、これ、すごく高い海外ブランドのお洋服だって聞きました。だから、汚したらいけないので自分の着替えを持ってきましたので・・・。」

 「これかい? 貸してご覧・・・ああ、悪いけどこれを彼女を乗せて来た運転手に渡して。そ、頼むよ。ああ、よろしく。」

 春歌が手にしていた着替えの入った紙袋を、彼は春歌を部屋まで案内してきたギャルソンにさっさと渡してしまった。

 「男に恥をかかせるのは良くないよ。プレゼントはありがたく頂くものさ。さ、座って。」

 有無を言わさぬ調子で、もう一人のギャルソンが引いた椅子を顎で指す。
 春歌は諦めて座った。

 「これも自分でやるよ。早く2人きりで話したいコトがあるんだ。ん、悪いね。」

 レンに制されたギャルソンが居なくなり、2人だけになった.
テーブルには、既にジュース類と、レモンを浮かべたミネラルウォーターが用意されていた。レンがにっこりとほほ笑み、

 「シャンパンでいいかな。」

 瓶をシャンパンクーラーから引き抜いて掲げる。

 「いえお酒は・・・。」

 「こんな時には、こういう物の力を借りるのも、自分の為だと思うよ。さ、ほんの少しにしておくから。」

 ぽんっ! っと勢い良く栓を抜き、レンがシャンパンをサーブする。

 促されて、春歌がグラスを持つ。

 「俺とレディの未来に乾杯しようか。」

 「あ、はい。」

 こつんとグラスを合わせる。
 一口飲むと、思ったより軽い飲み口で、春歌はぺろっとグラスを空にしてしまった。

 次々と運ばれてくる彩りと細工の美しい料理を口にしながら、レンは春歌の体調を尋ねた。
 それがあまりにもさらりと明るい調子だったので、春歌もいつもと変わらない会話のように、体調に不具合がないと伝えた。特に深く何かを聞いてこないレンの、確かな気遣いが嬉しかった。

 「レディはデザートの方が好きだろうと思ってね。メインを魚だけにして、全体のポーションも少なくして貰ったんだ。その分、デザートを5種類、チョイスしておいたよ。」

 「ごっ?」

 「そ。ケーキ、ムース、アイス、フルーツ、そしてパイ。大丈夫、どれも子羊ちゃんサイズだからね。」

 レンの言葉通り、その後デザートが順番に5皿、提供された。
 どれもこれも実際には一口で食べ終われるようなサイズ。凝った装飾に春歌の笑顔は絶えなかった。

 途中ふざけたレンが、一口味見をしたいなと言って、春歌にキスをした。龍也とはまた違う、だけど同じような熱を持ったキスに、春歌の胸が一瞬震えた。わたわたして、話題を必死で変える。

 「神宮寺さん、あの、こんな素敵なレストラン、ありがとうございます。」

 「気に入ってくれたなら、俺にとってもそれが一番だ。強力なライバルが揃っているからね。君のパートナーとして選ばれる為に、今日は精一杯カッコつけさせてもらうよ。」

 「神宮寺さんは、いつも、かっこいいです。」

 キスをされてとろりとしている春歌が、夢見心地で言う。

 「嬉しい事を言ってくれるね。だけど今日の俺は、君の知らない俺になるからね・・・君を食べ尽くす怖い男。それでも、逃げないでくれるかな、レディ?」

 「あの、優しくしてくれますか・・?」

 「当然さ。女性に優しくするのは俺にとって呼吸をするのと同じだからね。安心してくれて構わないよ。優しく、骨の髄まで愛してあげるよ。」

 「ひん!」

 ふうっと耳元に息を吹きかけられ、肩がびくっと上がる。

 それからホテルの最上階スイートのベッドに辿り着くまでの間、レンの手は春歌の腰から離れず、耳元から甘い囁きが入りこむのすら絶える事は無かった。

 

 (ああ、私、今から本当に神宮寺さんに・・・)

 びっくりするほど広い部屋の、自分のベッドの3倍以上の大きさのベッドの上で、春歌は下着姿でレンの膝に乗せられ、キスをされていた。レンも、既に下着しか身に着けていない。

 厚い胸板に寄り添わされて舌を吸われると、背筋がゾクゾクと快感を走らせる。
 龍也にされた時はゾクゾクするものの正体が解らなかったが、今はそれが快感なのだとはっきりと解る。

 「似合うよ。セクシーだ。たまらないね。」

 「あまり見ないで下さい。恥ずかしいので・・・。」

 「レディはもっと自信を持っていい。こんなに綺麗なのに遠慮するなんて、勿体無いよ。」

 耳を全部唇で覆われ、頭が破裂しそうに真っ白に膨らむ。
 
 「ああっんんっ。」

 「耳が弱いんだね・・・。」

 「あはあっ、耳元で、喋らないでぇっ。」

 抱き込まれている体を必死で捩らせ、春歌が過ぎる快感から逃げようとする。逃がすまいと、レンが更に強く抱きしめる。

 「あっ、あっ、あんっ、あああん。」

 逃げようとする春歌を囲う為かそのまま押し倒され、春歌は与えられる快楽から更に逃げられなくなった。

 (いやあ、おかしくなるっ、こんなの、ダメです!!)

 弱いトコロを攻められると、それだけで考える力や理性が吹き飛んでしまう。地面が無いのかというように溺れた感じがする。なのにもっと欲しくなって、自分が自分でなくなるような感覚だ。

 既に脚の間に彼の下半身が割り入っており、固いものを体の中心に押し付けてこられて、春歌の腰も勝手に動いてしまう。

 ショーツ越しに感じる彼の熱い、固すぎる情熱に感じすぎて、春歌は甘い声をあげた。
 くいくいと自分の腰を上げ、自ら擦り付けるようにしてしまう。

 「・・・積極的だね。」

 微笑したレンが、まるで挿入している時のように腰を動かし、春歌はその感触に益々感じてしまう。
 割れ目を指でなぞられて声が出る。下着越しなのがもどかしくて堪らない。

 「濡れてるね。わかるよ。下着の上からでもこんなになって。」

 「やっ、そんなこ、とっ、恥ずかしっ・・・言わないで下さい・・・。」

 「ジャマなら脱いだ方がいい。手伝ってあげる。」

 そう言われて、春歌は素直にショーツに手を掛けた。
 魔法にかかったように、ぼんやりとした顔で、添えてくれたレンの手に導かれるように裸になった。

 「俺のも、手伝ってくれる。」

 頬に軽いキスをし、レンが春歌の身体を起こす。

 「っ。」

 咄嗟に恥ずかしくなって、春歌が躊躇した。
 龍也に抱かれた昨日は無我夢中で、何も目に入っていなかった。初めて、下着越しに大きく盛り上がった男の下半身を見て驚いたのだった。

 「あれ、そんなに驚くほどだった・・・ああ、もしかして、見るのは初めてなんだ?」

 「う、はい。」

 「そう、大丈夫だよ、怖くないから。」

 そう言って春歌の手を取る。
 下着を脱がすと隆々とそそり立った物が目に飛び込んできて、春歌は目を見張る。

 (こっ、こんな大きな・・・すごい・・・龍也先生も、こんなだったの? これが、入ったの? 私の中に? 信じられない・・・。)

 ぴくんと、先っぽが動いたような気がして、春歌は更に驚く。
 ぽかんと見詰めてしまっていたので、レンが思わず苦笑した。
 
 「そうマジマジと見詰められると、流石に照れるね。」

 「あ、すすすす、すみません!」

 またキスをされた。レストランでした時より、部屋に入ってすぐにした時より、どんどん深くねっとりとしたキスになっていってると春歌は思った。

 「本当に、とっても可愛いよ。ねえ、この唇は、まだ完全にリューヤさんに奪われては無いんだろう?」

 「?」

 春歌がきょとんとする。
 そんな春歌の手を、レンが自分のものに宛がった。

 「リューヤさんのコレに、キスはした?」

 「え? ええ? いえっ! してませんそんなコトっ! 今初めて触りました!」

 そう。触ったのも今が初めてだ
 熱くて固くて、不思議な感触だ。

 「そいつは良かった。俺にも、レディの初めてが一応あるわけだ。ねぇ、俺にくれるかい。君の唇の、初めてを。」

 「あの、あの。」

 またキスをされた。
 頬を抑えられ、舌を根元から掬われ吸われ、唇を舐められる。

 「は、ぁっ・・・。」

 「レディはキスが好きみたいだね。唇が感じやすいんだよ。だからきっと、上手に出来ると思うよ。」

 巧みなキスで頭のぼんやりした春歌は、レンのスマートなリードにすっかり載っかってしまっていた。
 目の前に迫ったレンのモノに言われるまま口付け、舌でちろちろとくすぐった。

 (すごい・・・熱いです。それに固くて、なんだか、アソコがきゅんってします。)

 「ね、口に含んで、そう・・そのまま、唇で扱くんだよ・・・っ、そう、いいよ・・・。」

 大きくて入りきらないが、春歌は夢中になって頬張った。
 髪を撫でてくれる手が嬉しくて、感じている声が嬉しかった。

 「ぁ、っ、とってもいいよ、上手だ。ねえ、上の方だけを、吸ってみて。」

 「こう、ですか?」

 括れから上の部分だけを口に入れて、優しくちゅうっと吸い上げてみた。

 「ぁあっ、ああ、いい、それ、いいんだ、すごく。」

 もう一度ちゅうっっと吸う。先端の窪みに舌をそっと這わすと、そこからたくさん水が出ているのが判った。

 (男の人も、濡れるんだ・・・。)

 知らなかったコトを、知っていく。

 「レディ、根元を手で扱いてくれるかい・・・そう、ああっ、いいよ、はぁっ、最高だ・・!」

 手で擦りながら、先端に吸い付く。吸い付きながらも舌を動かし、春歌は奉仕に必死になった。
 感じているとハッキリ判る甘くて荒い息が降りかかってくるのが嬉しい。

 (なんだか神宮寺さん、カワイイな・・・。あ、もしかして、龍也先生があんなに可愛いって言ってくれたのって、私がいっぱい感じたから・・・? 感じてもらえるって、すごく嬉しい。)

 夢中で頬張る春歌の口の中で、ぱんぱんに膨らんだレンのものが更に熱を持つ。

 「うぁっ、ダメだもうっ・・!」

 がっと頭を押さえつけられる。
 苦しそうに呼吸を堪えて体を硬直させているレンに対し、どうしていいか判らない春歌は動けない。

 やがて口から引き抜かれたので、春歌は不思議そうにレンを見上げる。
 見上げたレンの顔は頬が上気し、半開きの唇から毀れる快感に濡れた吐息の色気が強烈で、春歌の子宮が収縮する。

 きゅうっとなった女の器官に促されるように、もう一度レンを口に含もうとした春歌を、彼は慌てて止めた。

 「だ、ダメだレディ、今したら、君の口に出してしまうよ。良すぎるんだ、たまらない。」

 「いいです、出してください・・・。」

 尚も頬張ろうとする春歌を抱き上げ、胸の先を指と舌で攻め始めた。
 心なしか荒々しさが増している。レストランで彼が口にした、怖い男。という顔が、春歌の前に現れる。

 「ああんっ神宮寺さん、まだ、したいです、わたしっ、」

 「ダメだよレディ。君の可愛い唇を、そこまで汚して愉しむ趣味は俺には無いんだ。俺は意外とノーマルなのさ。」

 「ああん。」

 指先でこりっと胸の先を捏ねられ、春歌は体をビクつかせながらシーツを泳いだ。
 
 「それに、君の中でイキたい。君と一緒に。だから今度は、俺がレディをたっぷり濡らしてあげるよ。」

 「あっ、ダメですっ。恥ずかしいから、あんっ。」

 脚を閉じるも間に合わない。ジュルッと音が立った気がして春歌は羞恥に総毛立つ。
 膣内まで舌を入れられて、指で敏感な芽を弾かれて、涙が出そうになりながら頭を真っ白にしてしまう。

 「ん・・イっていいんだよ、俺が、何度だって君を天国に連れていってあげる・・は、む・・。」

 「あーっ、そこばっかり舐めたらっ・・・ああああっ!」


 周りの景色が消えてしまうのが何度か続いた。
 ぱちんぱちんと、映っては消える調子の悪い映像機器のような自分の身体。恐ろしい程強烈で緩い快感が続き過ぎて、右も左も解らない。呂律が回らない。声にならない喘ぎ声が続き、春歌の判断力はもう何も無かった。

 「ああ、あ、ゆるして・・・も、ゆる、ああっ、してくだひゃい、っ・・・。」 
 
 「とろとろになってるね・・・。もう何がなんだか判んなくなっちゃてるみたいだ。」

 やっと花壺に口をつけるのを止めてくれた彼が、愛おしげに顔をなぞる。そして、唇全てを覆い尽くすように齧り付かれる。

 「今から俺と、どうしたい?」

 「あ、あ、神宮寺、さん、と・・・。」

 「ねえ、今だけでいい。ハニーって呼んでいいかな。俺のコトも、ダーリンって呼んでよ、今だけ。朝まででいいんだ。ね、お願いだよ。」

 「ダ・・・リン。」

 「ふふっ、嬉しいよハニー。もう飛んじゃってるね。お姫様は舐められるのが好きらしい。でも、今からココは、どうするんだろうね。どうしたい?」

 「ああ、今かりゃ、ダーリンの、おっきなの・・・を・・・。」

 「ん、おっきなので、どうしてほしい?」

 そう言いながら、既に彼のモノは春歌の入口の上を、入るか入らないかギリギリで往復している。
 粘膜が擦れあって、卑猥な音を立てている。

 「挿れてもらって・・・いっぱい、されりゅのぉ・・・。」

 「そんなに甘えたおねだりをして、俺をどれだけ狂わせたいのかな、この悪い子は。お仕置きだね。」

 ちゅううっと舌をまた吸われて春歌の身体が戦慄く。
 そうしながら、レンがゆっくりと春歌の中に自分の猛りを押し進めて行く。


 「んんんーーーっ。」

 時々腰を動かして中を掻き回しながら、彼のそそり立つ大きな物が、春歌の中に根元まで収められた。
 目がちかちかする。ハニー・・・というレンのうっとりした囁きが、耳を、聴覚を快楽だらけの底に堕とす。

 「ああ、ハニーすごいよ・・・ハニーの中、最高だ・・・。」

 「あんっ、ダーリン、も、もぉ私、ダメですぅう。」

 「挿れたばかりだろう? これから俺に本当に愛されるんだ。ハニーのすべてが欲しい。俺も全部、君にあげるから・・・。」

 蕩け切った結合部がどこからどこまで現実なのか判らない。
 ぬちゃにちゃと粘着質で艶かしい音に煽られる。

 腹の下全体にレンのものを穿たれるような深い挿入に、春歌は必死になって耐えた。春歌の腰をがっしりと下から抱え上げる。自分の下半身と隙間を作らないようにしているのか。もっと奥へという欲求が吹き出すような求めに、春歌は息も絶え絶えだ。

 「はぁっ、ハニー、中に出していいかい・・・。」

 「ふぁい、ダーリン、中に出してぇ。」
 
 「一緒にいこう、ハニー、んっ・・・。」

 もうキスでは無くて、ただ貪られているだけだった。
 レンの唾液で口の周りはべとべとで、自分がレンの餌になったかと勘違いする。

 「んぅむ・・・ダーリン、も、ああっ。」



 夢みたいです。
 
 あんなに素敵な、女の子の憧れの的の、財閥の御曹司の神宮司さんをダーリンって呼んで、ハニーって呼ばれて、とっても気持ち良くて、終わっても何度も続けてされるなんて、信じられないです・・・。

 
 

 また朝がやってくる。

 この逞しい腕から出たくない。

 そんな春歌の気持ちも、泣きそうな声で春歌を引き留めるレンすらもびっくりするようなシャイニング早乙女の早業&凄技で、春歌はあっさり翌朝、自分の部屋に戻されてしまいました。


 


  つ づ く


 次回、火曜日 真斗編 ~俺はお前にひどいコトはしたくないのだ~は 予定通り来週23日火曜日に掲載出来ると思います。
 
 そして4話目、水曜日 セシル編 ~アグナパレスではコレが普通です~ は 7月31日水曜日掲載予定です。
 5話目、トキヤ編 ~玩具や手錠は常識の範囲内でしょう?~ は、なんとかセシル編と連日で、8月1日木曜日にアップをしたいと思っております。がんばります。

 

 さーて今日は私の誕生日なのですが。
 1日遊んで、誕生日にこんなモノUPしてる私ってばホント、ある意味幸せなのだなー☆


 

 ちょっとまともなのは、このレン編までです。プリンスに夢を持ってるお嬢様方は、以降お気を付け下さい。責任持てません。キャラ崩壊にも苦情お受けできません。よろちくです。


 

 

 

 

 
 
 
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プロフィール

みるくあずき2

Author:みるくあずき2
成人。
主婦。母。妻。嫁。娘。事務員。など。

本家ブログはアメブロ
http://ameblo.jp/milk15azuki
にて、乙女ゲームレビュー(感想・攻略? 雄叫び、乙女向けCDも愛聴)を書き綴っております。

乙女ゲ歴というかゲーム歴4年。
妻となり母となって大分経ってから見つけた趣味なので、遅咲きです。
遅咲きの狂い咲きってヤツですね。

本家ブログは只今リアル絶賛多忙中の為に気紛れゆるゆる更新です。コチラは元々気の向くままに進めています。

下のカテゴリからお好みのモノを選んで頂くと、連載は1話から読めます。

感想・お世辞は大歓迎ですが、苦情は受け付けられません。
鍵付きのコメントは、拍手コメントも含め一切の誤表示を防ぐ為、お返事は致しませんが、必ず読んでおります。励みになっております。有難うゴザイマス。
拍手とかコメントとか貰えると泣いちゃうくらい嬉しいですよ・・・。

鍵付きでは無いコメントは、拍手コメントも含め必ずお返事させて頂いております。
宜しくお願い致します。

只今うたプリだと トキ春 嶺春 蘭春 音春を筆頭にカミュ春や翔春、真春、レン春もございます。R18、オールNLとなりますので宜しくお願い致します。

だけど最近プリンスよりも先輩とかヘヴンズが好きだったり・・・。

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