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FireWorks 2

 
 初めてをあんなカタチで奪われた日から、何度抱かれたのだろう。

 あの日。
 夜中にふと目が覚めると、蘭丸の首筋が目の前にあって春歌は驚いた。静かに寝息をたて自分を腕に抱き眠る蘭丸の、規則正しく動く鎖骨の辺りを何とはなしに見詰めていた。

 見詰めながら、数時間前に自分の身に起きた色々なことを思い返す。記憶を辿るうちに汚れた身体が哀しくて恥ずかしくて、無性にシャワーを浴びたくなって、そっと蘭丸の腕を抜け出したつもりが、起こしてしまった。
 
 「・・・・・・・・ん? 春歌・・・?」

 「あっ・・・・。」

 億劫そうに眼を開け、ほんの少し身じろいだ後、蘭丸は勢い良く起き上って春歌の腕を強く掴んだ。

 「おい!」

 「きゃっ。」

 自分の勢いに驚いた彼女の顔を見て、

 「あ・・・・あ、ああ、なんだ、ああトイレか? すまねぇ・・・。」

 「・・・えっと、・・・・あ、の、シャワーを、お借りしてもイイですか・・・?」

 「シャワー・・・・。」

 起きたばかりで、まだ頭がうまく働かないのか、蘭丸は腕を離そうともせず、答えようともしない。

 「・・・・あー・・・俺も風呂入りてぇな・・・。ちっと待ってろ。」

 「は?」

 ようやく聞けた返事が想定外の言葉で、思わず間抜けに聞き返す。

 「うるせ、待ってろ。動くな、動いたらぶっ殺す。」

 そう言って部屋を出て行く蘭丸を、春歌は結局ベッドの上で見ているしかなかった。
ほどなくして、ミネラルウォーター片手に戻って来た彼が、春歌の隣に腰掛ける。

 (私もお水欲しいなって、言おうかな・・) と思ううちに彼はペットボトルを呷り、2度目に呷った後、そのまま春歌に口づけた。
 
 ただのひんやりした水が妙に甘いなんて。
 口移しでそっと流し込まれる水を飲み込む。

 「・・・っ・・・ん・・・もっとか・・・?」
 「・・・はい。」
 
 もう一度、蘭丸が同じように水を飲ませてくれた。甘くて柔らかで、酔いそうに蕩けそうな行為。
 水を飲み終わった後も、蘭丸の掌は春歌の頬に置かれたままで、お互いの瞳の中にお互いを映しながら、軽く唇を触れさせ合い続けた。

 どのくらい、そうしていたのか。

 「あ、やべ、風呂・・・。」
 
 蘭丸が唐突に呟く。そのまま、春歌は突然横抱きに抱えられた。

 「え? ええっ?」
 
 「バカ暴れるな、重てぇ。」
 
 低い声で制されて、思わず落とされる可能性に怯え蘭丸の首に腕を回した春歌を気にしてないのか、蘭丸はそのままバスルームへ行き、シャワーのコックを捻る。

 「あ、あの、蘭丸先輩、あの。」

 「うるせえ、黙れ。洗ってやる。ゴチャゴチャ言うな。」

 ざあっと熱めのお湯を掛けられ、きつい調子で蘭丸に言われ、春歌はそのまま立ち尽くし黙るしか無かった。
 蘭丸は、掌で泡立てたボディソープを、春歌の身体に乗せていく。くすぐったくて恥ずかしい。春歌は身体をこわばらせながら、蘭丸の柔らかい掌を黙って受け入れていた。
 
 「おい。」

 「はい!」

 緊張で、声が裏返ってしまう。

 「脚広げろ、洗えねえだろが。」

 「えっ? ええっ! あ、そそそ、そんなトコ、自分で洗いますからっ! も、もういいですっ、蘭丸先輩、自分のコトして下さいっ。私、自分で洗えます!」

 「あぁ? うるせ。俺がやってやるっつってんのに何言ってんだてめ。」
 
 「あ、で、でも・・・。」

 いつもの調子で言い放つ蘭丸に、春歌の身が怯む。恥ずかしさから逃げ出したい気持ちが押し寄せる。

 「血が・・・出てたじゃねえかよ・・・。一応拭いたけどよ・・・ちゃんと、洗ってやっからよ・・・。」

 「・・・・・・・・・・・・・・・・先輩・・・。」

 そうか、と春歌は思った。
 あの時、一瞬だけ蘭丸の態度が変わったように思えたのは、初めてだとバレたからだったのかと。気遣ってくれていたのかと。


 蘭丸は、何も言わずに春歌の太股の内側を優しく洗い始める。春歌も、それを拒まずに大人しくしていた。

 「痛かったか?」

 蘭丸が、決まり悪そうにぽつりと尋ねたたった一言が、春歌にとってこの上無い安堵を齎した。一方的に乱暴を働かれたと思って悲しみさえ感じていた気持ちが、救われたような気になる。

 彼が、自分をいたわってくれている。その言葉が、春歌の、喪失した事による虚無感を取り去った。やはりこの人は、自分が感じていた通り、優しい人だったのだと。

 「はい・・・・。」

 「そう、か。」

 春歌と目を合わせないようにしていた蘭丸が、同じく自分と目を合わせないよう俯いていた春歌の顔を覗き込む。そしてそっと、彼女の頬にキスをした。

 そのまま春歌を抱き寄せ、今度は唇を合わせる。蘭丸の肉厚な舌が春歌の小さな舌を巻き込むようになぞる。石鹸の泡で滑らかな蘭丸の手が、春歌の身体を包み、その心地よさに彼女の思考が溶ける。そして溶け切らないうちに、春歌は自分の下腹部に、固いモノが押しつけられていると気付いた。

 言葉も無いまま、お互い早い鼓動を持て余しながら、シャワーを浴びる。間を置かず軽いキスを交わし続ける。どこまでもいつまでも、それだけで時間を重ねるような、2人だけの世界で紡がれる口づけ。

 すっかり身体中の泡が流れ落ち、気付けば2人共強く相手の背に手を回していた。シャワーをいつ止めたのかすら判らない。お互いが夢中になり、2人して強く欲し合っている。

 「・・・挿れさせろ。もう、痛くしねぇから・・・。」

 突然耳元で囁かれた言葉に、春歌は背筋が戦慄いた。
 その背筋を壁にぐっと押しつけられ、片脚を大きく持ち上げられ、身体の真ん中に蘭丸が侵入してきた。もうほとんど半分、春歌の体は浮いてるような、壁と蘭丸に挟まれているお陰で、立った姿勢を保っているようなものだった。

 「あ、あっ・・・。」

 「はぁっ、動くな・・・てめぇも、欲しいだろ・・?。」

 「っ! んんぁあああああああ。」

 狭い膣口を無理矢理押し広げるようにして、蘭丸の欲情が押し込められる。

 「はああああん、っんんん!!!」

 凶暴な快感が、蘭丸が進む度に下腹部から全身を駆け巡る。強烈な墜落にこの上ない興奮と甘すぎる猛毒性を感じ、春歌はコントロールの出来ない声を上げる。  

 「ああんっ、先輩っ 蘭丸先輩っ、あああん、はああん。」

 一度目の時とは明らかに違う目まぐるしい快感。首筋を強く吸われ、自分がどこに立っているのかさえ判らなくなる。

 乱暴に胸を鷲掴まれ、顔中を構わず舐め回される。首も肩も甘噛みされる。堪らなく気持ちがイイ。

 「春歌・・・春歌っ・・・。」

 もっと。もっと奥に。
 そう叫ぶかのように、春歌の体を壁に押し付け、自身をこじ入れようとする力に男を感じ取り、春歌は快感で震える。

 ずっと好きだと思っていた男。その男に無理矢理犯され、自分の気持ちがどうなのかすら曖昧になっていた春歌だったが、今、再度認識した。

 嬉しいのだ。
 自分をこんなにも求めてくれる蘭丸の激しさが。この男の頭の中が、今自分と繋がっている事実から産まれる快楽で満たされているかと思うと、堪らなく嬉しいのだ。
 毒までも甘露に変えそうな蘭丸の熱い吐息に酔い、2人して同じ快感に溺れる怠惰が嬉しくて仕方が無い。このまま蘭丸のモノとなり、蘭丸の欲望を叶える為だけに存在してもイイ。自己すら放棄しても構わない艶めいた猛毒に塗れて果てたい。


 「・・・中に、出すぞっ・・・。」
 
 「あっ、そんな・・・中はっ・・・だ、め・・はぁっ。」

 僅かに残る理性が、無意識に抵抗の言葉を吐く。

 「さっき中出ししてんのに、今更だろ。てめーのこん中、俺のザーメンだらけにしてぇんだよ・・・お前をめちゃくちゃに汚して、俺だけのモンにしてぇんだ・・・!」

 蘭丸の、欲望を剥き出しにした言葉にゾクゾクと何かが身体中を疾走する。

 「だめぇ、だめです先ぱ・・・あああっ、やぁああん。」

 「っは、あ・・・ダメじゃねぇんだよっ・・・はぁ・・・春歌、俺の、モンだっ!」

 「あああっ、あん、あああん、中はっ、ダメぇえ!」

 春歌の要求は完全に無視され、蘭丸の精液はどくどくと彼女の膣内に放出された。びくびくと震える先端から勢いよく溢れ出る精液の熱さに理性を破壊された一瞬に、春歌は至福を知った。



 「あ・・・ひどい、です・・・先輩・・・。」

 今にも崩れ落ちそうな下半身を必死で支え、息をつきながら、春歌は朦朧と呟いた。

 「中で、なんて・・・赤ちゃんが、できちゃう・・・。」

 「あ?」

 春歌の言葉に、蘭丸は、まるで不思議な話を聞いたかのようにきょとんと訝しげな反応をした。どちらも荒い息で、縋りつく様に抱き合ったままだった。

 「いいだろ別に。」

 「・・・・・・ハイ?」

 思いがけず何でもない事のように言う蘭丸の真意を知りたくて、春歌は問いかけようとする。動いた拍子に蘭丸のモノが体から抜け出た。
 
 栓を失った膣から、熱くとろりとした液体が流れた。内股を伝い落ちるそれに気付き、春歌は思わず声をあげる。
 
 「あっ・・・・。」

 春歌は、蘭丸の腕をすり抜けた。力の入らない足で、1歩進む。
 
 「・・・?」

 「あ、ごめんなさい。でも、くっついてたら先輩が汚れちゃうから・・・。」

 言いながら春歌は座り込み、湯船のお湯をくんだ。垂れ落ちて来た精液に汚れる自分の太股に湯をかける。それを見ていた蘭丸が、所在を失くして浴槽を跨ぐ。

 「・・・出来たら育てりゃイイだろうが。」

 「・・・・。」


 世間話の調子で話しながら湯船に入る蘭丸を、春歌は仰ぎ見た。呆気に取られた様子の彼女を、彼は引っ張り一緒に浴槽に引き摺り入れる。

 「っかぁー・・・夏でもやっぱ湯に浸かると気分イイな。・・・なんだお前、もうのぼせたのか、顔が赤いぞ。」

 「え、ちが、あの、だって、育てるって。あの・・・どういう、意味ですか、育てるって・・・?」

 春歌は、頭の片隅を掠める期待と、まさかそんなという否定に振り回されていた。
 何をどう聞いたら、自分が納得する答えが貰えるだろうか。まだ快感の支配から抜け切れて無い頭を必死で働かせる。

 「あぁ? そのままの意味だろ。バカか。下らねえコト聞くんじゃねぇよてめーは。ガキが出来りゃ、飯食わせたり、言葉覚えさせたりすんだよ。」

 「・・・・・それ、って・・・・。」

 これは、まさか、ひょっとするとひょっとして、もしやプロポーズなのかと、頭の中がぐるぐる廻る。ちゃぷちゃぷと音を立てるお湯の波が、そんな考えを囃し立てている。

 「あ~でも、てめーが全部やれよ? そういうのは女の仕事だろ。俺ぁ稼ぐ方で手一杯だからな。」

 「あの・・・・。」

 「んだよ?」

 「結婚、してくれる、ってコト、で、す、か・・・?」

 「―――――――――――っ。」

 蘭丸の動きが止まる。

 「ばっ、バカかてめぇ何言ってんだ? 俺はな、ガキが出来たら育てるのが当たり前だろって言ってんだよ! それだけだ、それだけだぞ!」
 
 明らかに照れて慌てている蘭丸に、春歌は思わず笑ってしまっていた。蘭丸に背を向けていて良かったと思う。笑ったりしたら、きっとまた悪態をつかれるに違いない。

 「それだけって・・・だって、赤ちゃんを育てるって、そういうことじゃないんですか?」

 「あ? うるせぇよバカ女。・・・ま、まだ起きたばっかで頭がまともに動いてねーんだよ・・・。まぁ、なんだ、とにかくな、出来ちまったら俺は、責任ぐらいは取ってやるって言ってんだよ、そんだけのコトだ。ゴチャゴチャ言ってんなよ。」

 さっきまで無我夢中で肉欲に溺れていたというのに、今のこの日和見な会話のおかしい事と言ったらなかった。
 
 何をどう歯車が狂ったのか、自分でもわからない程の急展開で日常会話を交わしている現実がおかしいと、2人して苦笑した。

 しかしだからこそ、後ろから自分を抱きかかえる腕の優しさに、春歌は、蘭丸が確かに自分を好いてくれているのだとしみじみ思った。
 
(なんだか夢みたい。幸せ・・・嬉しい・・・)

 のぼせそうなのはきっとお湯のせいじゃない。蘭丸の思いのせいだと、彼女は確信できた。
 
 それは当然、そんな気持ちを溢れさせている女を腕に囲っている蘭丸の方も同じで、春歌が自分を好いていてくれていると。自分があんな事をしたのは嫉妬だったのだと、ひしひしと感じていたのだった。


 
 あれから、2カ月ほど経った。
 
 はっきりと好きだという告白を受けた事は無いが、彼の日々の言動は、端々で彼の気持ちを代弁していたので、春歌は愛情を感じ取れており、自身も蘭丸への気持ちを深め続けていた。

 幸い(?)、初めての夜に膣内で射精された結果は何事もなく月のものを迎え、それ以来、蘭丸は暴走に任せて中に出すようなことはしなくなっていた。

 甘い言葉を囁いてはくれないが、体を繋げる前より確実に優しくなった蘭丸に、彼女も応えていった。
 
 時間も休日も不規則な仕事はお互い様だ。
 あれから、時間の許す時は、蘭丸は春歌の部屋で過ごすようになっていた。

 元々、蘭丸は口数が多い方では無い。春歌もその辺りは判っているので、並んでソファに座り、お茶を飲みながら音楽を聴いたり、同じ事務所のタレントの出演番組をチェックをしたり、曲を一緒に作ったりなど、仕事の隣のような事をして過ごして居ても、充分に満たされた。

 会える時間が少ないせいか、蘭丸は会うと必ず春歌を求めた。

 何気なくキスをしていても、すぐにそれは深いものになる。熱っぽい目で蘭丸に見つめられると、春歌もそれだけで下腹がきゅうっとしてしまうようになった。
 今日も、夕飯を済ませて少し経った頃、蘭丸が徐に春歌を膝に乗せた。

 「ヤラせろよ。」

 服を捲りあげられ、ブラジャーをずらされる。止める間もなく、顔を出した春歌の乳首を蘭丸が軽く舐める。
 
 「あ、そん、な。」

 「うるせー・・・俺の女で居る気なら、口ごたえすんじゃねぇ・・・。」

 「あ、んんっ・・・・先輩、好きです・・・。」

 「暗い方がイイなら、ベッドまで運んでやるぜ?」

 頷いた春歌を蘭丸はベッドまで運ぶ。シーツに沈んだ体に覆い被さられる。

 「明日、仕事が、んんっ!」

 「バカか。仕事は仕事で行きゃいいんだよ・・・・。」

 
 春歌はこの上なく幸せだった。何もかもがうまくいくような気持ちで、求めあって眠りについた。




 
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No title

蘭丸先輩~~~~!


優しい~~~!
ヤラせろよ!なのに優しい!
そういうのキュン!ってきちゃいます。

どうしようwこれから事務所に入るのにwww
恥ずかしくって、先輩の顔が見られないwww

Re: No title

もうね、アタシの夢をちりばめてあるから。

たっつんボイスで蘭丸ルックスの男に 「ヤラせろ」 って悪い感じで言われて無理矢理目にやられたい!!!
でもそこに愛が欲しい。

あ、変態なワガママ欲望を人に言ってしまったwww
プロフィール

みるくあずき2

Author:みるくあずき2
成人。
主婦。母。妻。嫁。娘。事務員。など。

本家ブログはアメブロ
http://ameblo.jp/milk15azuki
にて、乙女ゲームレビュー(感想・攻略? 雄叫び、乙女向けCDも愛聴)を書き綴っております。

乙女ゲ歴というかゲーム歴4年。
妻となり母となって大分経ってから見つけた趣味なので、遅咲きです。
遅咲きの狂い咲きってヤツですね。

本家ブログは只今リアル絶賛多忙中の為に気紛れゆるゆる更新です。コチラは元々気の向くままに進めています。

下のカテゴリからお好みのモノを選んで頂くと、連載は1話から読めます。

感想・お世辞は大歓迎ですが、苦情は受け付けられません。
鍵付きのコメントは、拍手コメントも含め一切の誤表示を防ぐ為、お返事は致しませんが、必ず読んでおります。励みになっております。有難うゴザイマス。
拍手とかコメントとか貰えると泣いちゃうくらい嬉しいですよ・・・。

鍵付きでは無いコメントは、拍手コメントも含め必ずお返事させて頂いております。
宜しくお願い致します。

只今うたプリだと トキ春 嶺春 蘭春 音春を筆頭にカミュ春や翔春、真春、レン春もございます。R18、オールNLとなりますので宜しくお願い致します。

だけど最近プリンスよりも先輩とかヘヴンズが好きだったり・・・。

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