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開店記念デス 誉先輩SS ~スタスカ 夏~

 Lesson1 Honeymoon

 
「ねえ、新婚旅行の練習をしようよ。」

 学生時代から、突飛な事をサラリと言う人だったけど、流石にコレには心底面食らった。軽井沢の別荘へ1週間ほど行こうと普通に言えばイイのに、こんな風に言うものだから、一瞬周りの空気が止った。
 
 そして、本当に新婚旅行の練習、要は婚前旅行としてココに居る現実に驚いている。優しい彼の声に包まれて眠るのが当たり前になる。心地よくて、私を安心させてくれる、あたたかな腕と声。

 「どうしたの? 眠れないの?」
 
 「うん・・・。誉さん、何かお話して・・・。」
 
 抱きしめられているのに、更にスリスリと身を寄せて甘えてみた。
 
 彼と正式に婚約した。
 無事に卒業式を終えたら結婚するとお互いの両親に挨拶をし、両家の顔合わせと呼ばれるものも済ませた。
 何が何やら判らないうちに話は進み、式後どうしてもすぐには彼の仕事の都合がつかない為、先に新婚旅行を兼ねた休養として、彼の家が持つ軽井沢の別荘に来ていた。
 
 滞在予定は半月。最初、1週間ほど楽しみたいと言っていた彼の希望を大幅に上回った夢のような日も既に10日が過ぎ、帰る日が近い。
 ずっとこうしていたい。結婚して、毎日一緒の家にいられるのは勿論嬉しい。けれど、彼の家には、両親は勿論、年の離れた妹達もいる。2人きりで過ごせる時間はきっと少ない。結婚した途端、私の役割はすぐに、誉さんの妻であるより、金久保家の嫁である方が大部分を占める事となるのは判り切っていた。

 それでも、誉さんと一緒に毎晩眠れる方が良かった。それだけで、幸せだから。
 
 「お話かあ・・・。そう言えば昔、部活帰りに宮地君が、フィンランドの七夕のお話をしてくれた事があったね。」
 
 「あ、覚えてます。宮地君にもロマンチックな一面があるんだなって、皆、意外そうに聞いてましたよね。」
 
 「うん。僕は神話科じゃなかったから、彼ほどお話には詳しくなくって、どうしようかな。昔話なら、妹達にしてやってたから覚えてるけど、君に聞かせるような色気のある昔話なんてないしね。」
 
 フフっ、と優しく笑って、誉さんの手が頬を撫でてくれる。
 
 「ココへ来て、もう10日も経つね。昨日やっと、初めて何もせずに眠ったんだよね。僕たち、あんなことばっかりしてて、イケナイ恋人同士だよねえ・・・ふふっ。」
 
 「もうっ、誉さんってば・・・。」
 
 かあっと顔が熱くなる。
 
 誉さんの言う通り、私たちはここへ来た日から、昼夜問わずお互いを求めあい、体を寄せ合ってばかりいた。裸になってない時も、手を繋ぎ、抱きあいキスを繰り返すばかり。
 
 折角の軽井沢だから、観光したり、お買い物したりお散歩したり、オシャレなカフェでお茶を飲んだり。色んなお出かけは楽しんでいるけれど。今迄中々会えなかった分、こんなに長く一緒に居られて、別荘で2人きりになるとつい触れたくなってしまって、触れてしまうと盛り上がってしまう。

 「恋人同士じゃなくなるから、イケナイの度合いが違ってくる気がするね。夫婦だと、何か悪い事してるって感じが減って、堂々と君とイチャイチャできて嬉しいな。僕の奥さんだぞって、人に見せつけ乍らキスしても咎められないなんて、最高。」
 
 また、ドキっとするような事をサラっと言った。普段おっとりと穏やかな人が話すそのテの台詞は、片思いしてた頃は特に、心臓が飛び出しそうにドキドキしたものだった。
 
 「夫婦でも、人前でキスしたら恥ずかしいですよ・・・・。日本だし。」
 
 「そう? ん~、そうかな・・・・。ねえ、そんな事言ってたら、キス、したくなっちゃった。してもいい?」
 
 「・・・聞かれると恥ずかしい・・。聞かずにしちゃってくれた方がイイです・・・。」

 恥ずかしくて目を反らした私を、カワイイと言ってギュっと抱き締め、キスをしてくる彼。
 彼の手が、キスの途中で私の胸に触れた。パジャマの下の何も着けていない胸は、誉さんの手を敏感に感じ取り、すぐに天辺を尖らせた。それを逃すまいとするかのように強めに指で挟まれる。
 
 「っん。」
 
 「ね、もうこんなだけど、もしかして、こうされるのを待ってたの?」
 
 甘くてとろとろになりそうに優しい、誉さんの声。
 
 「・・・! ヤ、だ、そんな、・・・意地悪、言わないで・・。」
 
 それ以上言うと既に感じている事を気付かれそうで、声が消え入る。
 
 「ん~、意地悪じゃないよ? ねえ、言って。僕、君に欲しがって貰えてるか、知りたいんだ。僕だけが、君を抱きたくて仕方ないんじゃないかって、不安になるよ。」
 
 やわやわと胸を揉みながら、触れるだけのキスを繰り返す彼。
 
 「・・・私も、・・・。」
 
 「ふふ、嬉しいけど、ね、ハッキリ言って。僕の不安、君じゃないと、取れないんだから。恥ずかしがらないで。」
 
 切なげな声の彼を振り切れなくて、
 
 「私も、誉さんが、欲しいって思ってるよ・・・・。抱いてほしくて、キスしてほしくて、わ。私、こんな事言ったら、誉さんに嫌われちゃう・・・。はしたないって思われたら、イヤだもん、そんなに、言えないよ・・・。」
 
 目を合わせないように言うのが精一杯だった。必死になって、でも小さい声で、答えた。
 恥ずかしくて顔から火が出そうだった。私の愛情が少ない、などと誉さんに誤解されたくなくて思わず言ったとはいえ、女の子の方から欲しいって口に出すなんて。抱いてほしいなんて言葉を面と向かって言うなんて、自己嫌悪に似た物が私を覆いそうになる。顔が真っ赤になって火照っている。

 そんな私を見て、誉さんは感嘆したような息をしながら私に伸し掛かり、深くキスをしてきた。角度を変えて、口内の全てを犯すようなキスが続く。ようやく唇が離れても、透明な糸が私達を繋げたままで、名残惜しさにもう一度、どちらからともなく口づけた。
 
 「はしたなくなって、いいよ。僕の前だけでね。僕と、はしたない事をしてる君が、たまらなく大好きだよ。」
 
 恥ずかしさと嬉しさで体の奥が震える。
 性急にパジャマを脱がされ、あっという間に2人共裸になって重なり合う。ベッドのシーツが、背景から切り取られたみたいに際立って冷たく感じる程、体中が熱い。
 一昨日もその前も、何日も貪るように繋がりあっているのに、まだ足りないなんて、愛し合う行為に終わりはあるのだろうか。ふと過る疑問も、彼の指に忽ちかき消される。

 ベッドの上に向かい合わせで座って大きく足を広げ、彼を受け入れる。どんなに誉さんが濡らしてくれても、入ってくる時は押し広げられる感覚に思わず体が仰け反る。少し腰を浮かせて彼が挿れやすいようにする。こんな事も、彼と付き合っていく中で知った事。
 
 「ハぁっ、あ、あ・・・。」
 
 彼のモノが根元までずっぽり入ると、その質量で体が一杯になったよう。好きな人を受け入れるって、その人で一杯にされる事なんだって初めて知った日から、その幸せで私の中心は濡れそぼる。抜き差しされて、甘い声で喘ぐ自分が消えてしまいたい程恥ずかしい。誉さんの目の前で、背を反らせ脚を広げて彼の侵入に悦びの声をあげる私を、見られているかと思うと、羞恥で思考が白くなる。
 
 「ね、ホラ・・・。」
 
 頭の後ろに手を回され、少し俯くような加減に動かされた。
 
 「え。」
 
 「見えるでしょ、僕のが出たり入ったりしてるの・・・ほら。」
 
 そう言って、グッと奥へ入れ込む。
 
 「ああん!」
 
 恥ずかしくて顔を横に向ける。彼は甘い吐息でそんな私を誘いかける。
 
 「ダーメ、イイ子だから、僕達が繋がってるトコ見てごらん。スゴイでしょ、君は、僕のを全部呑み込んじゃうんだから・・・。ね、僕のが君ので、濡れちゃってるのもわかるよ。ね、光って見えるでしょ、コレ、君のだよ・・・。」
 
 「イヤ、イヤっ。言わないでっ。」
 
 時々、誉さんはこうして意地悪をする。恥ずかしがる私を見て楽しんでるみたい。ギュっと目を瞑って横を向く私の顔を、もう一度動かす。
 
 「目、開けてごらん。イイ子だから。言う事聞かないと、激しくしちゃうよ?」
 
 「あ、ヤ、ダメ・・・」
 
 激しくされたら困るという思いが一瞬勝って、恐る恐る目をあける。視界に入る、卑猥な繋がり。見るからに固い誉さんの塊が、私の中に埋まってる猥褻な絵に目を奪われる。動かされても、目が離せない。
 
 「あ、ああ、ああ。」
 
 動かされて、快楽に声をあげながらも、私はそれを見続けるしかできないでいた。
 
 「わかったでしょ、こうやって入ってくんだよ。こうやって僕と君が繋がるんだよ。ね、気持ちイイ?」
 
 「アンっ、あ、あっ、やあっ、ああ・・・。」
 
 「ふふ、口もきけない程イイんだ。僕、君のその声、大好き。可愛くて、メチャクチャにしたくなる。 ねえ、激しくしてもいいかな? その声もっと聞かせて。」
 
 言うな否や、さっきとは比べ物にならない早さで挿送され、私はもっと大きな声を出してしまった。彼の思い通りにされてるという気持ちが、満足感に似て快楽へ結びつく。ぐちゅっぐちゅっと聞こえる恥ずかしい音に思わずイヤっ と叫んでしまい、それが逆に彼を煽り、わざと音がするように動かされる。

 くるんとひっくり返されて、視界が変わる。目の前に枕があった。ぐっとお尻を高く突きだすように持ち上げられる。四つん這いにされたんだ、と自覚するのと、彼が押し入って来たのが同時で、又何も考えられなくなる。
 
 私の喘ぐ声と、擦れるシーツの音。そして、彼の切なげな吐息。それらと同じなのに、対極にあるような淫靡な水の音が理性を崩壊させる。散々揺さ振られ、私の配役は差し詰め、荒馬に振り落とされぬよう必死になる騎手。彼の手が乱暴に私の胸をかき乱し始め、さっきよりも強くベッドに押し付けらる。何かを言われてもないのに、彼の様子が終わりの近い事を告げる。
 
 ―――――――中に欲しい。
 
 いつも同じ時に同じ事を思う。これが、女として生まれた紛れもない本能なのだろうかと下らない事を思う。
 
 「っ、・・・あ、出る、出るよっ・・・・!」
 
 「うん、出して、いっぱい出してっ。」
 
 何もかもが吹き飛んで、彼の放つ白濁の蜜に塗れる事だけを願う一瞬。


 
 どれ位、経ったのか。彼の胸の中で余韻に浸っていた時から此岸と彼岸を漂うような心地だったけれど、すうっと、本気の眠気に襲われる。
 
 気持ちよい気怠るさ。彼と付き合いだしてから、冷め切らない熱が引いていくこの時間には、いつも例えようのない幸せを覚えていた。
 
 「眠くなったの・・・? イイよ、眠って、僕も、眠るよ。・・・・ああ、もう2時を回っちゃう。」 
 
 優しい声がして、そっと唇が触れる。
 
 「ねえ、僕まだ、子供は要らないな・・・。いつかは欲しいけど、今はまだ、僕だけが君を独り占めしていたいから、新婚生活、何年か楽しんでからにしようね・・・。そんな事言って、中に出しちゃったけど・・・。」
 
 悪戯っ子みたいに笑って、顔を寄せてくる彼が愛おしい。
 
 「今日は、出来ない日だと思うけど・・・。でも、結婚するんだもん、出来ちゃっても、私は嬉しいかも。ね、誉さん、明日は、あのお茶が飲めるパン屋さんに行きたい・・・。」
 
 「うん、行こう。きっと、お昼を過ぎちゃうけどね・・・。また寝坊だね、僕たち。」
 
 彼の息が規則的になったのを確かめてから眠ったような気がするけど、定かではない。
 どちらが先に眠ったか判らない。2人して沈みゆくまどろみ。
 
 明日もきっと、楽しい1日が待っている。私達の短い新婚旅行。
 マリッジブルーなんて無縁で過ごせている私はきっと、世界一幸せ。彼を愛してる。この幸せに、彼に一生恋し続ける事を誓い、今日は眠ろう。






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非公開コメント

うっほぅ!(*´Д`)ハァハァ

あぁん!もう!ほまたんとの幸せえっちー!きゃっほう!(;´Д`)ハァハァ (*´Д`)ハァハァ

もうね、あの、ちんこが出たり入ったり(おい)を見せるのはSの所業ですよ!wwwあれ!wwwwww流石誉www流石姐さんwwwwww

誉と颯斗で腹黒サンド書いてみたいなぁwwwwww


姐さんのこっちブログで初ちんこ発言かましてみましたwwwwww


今日も朝からごちそうさまでしたー!(>_<)
これで一日仕事頑張れそうwww

No title

www誉さん、好きだ~~~~!

どこまでも優しい彼には逆らえませんw(*´Д`)

きっとどんな場面でも「フフ」って笑いながら
あんなコトやこんなコトが出来る方ですよね~~・・・
創作意欲の湧くキャラって奴ですねヽ(・∀・)

朝から読んだから
仕事も虚ろ~~で午前中が過ぎてしまったwww
よし、午後からもふわ~~んとするぞ!


Re: うっほぅ!(*´Д`)ハァハァ

誉先輩、大好きなのでラブラブしてみました。

あれね、もちこさんの言う通りよね。アレやられると、体温上がるんだわなホント・・・。
S男ほど、見せつけるの好きだからねえ・・・。

はやとと誉先輩じゃ、挟まれた女が息苦しさに窒息死するわなwww

もちこさんのブログ、リンク?に登録しておきました~!
もちこさんが登録して下さってたの見て、あちゃ~! なんてこった私してないよ、申し訳ないよ!って。

私の方が登録遅れて申し訳ない。
イマイチ、FC2初心者で使いきれてないモンですから・・・。
何かいつか操作を間違えそうだわ・・・。

Re: No title

> きっとどんな場面でも「フフ」って笑いながらあんなコトやこんなコトが出来る方ですよね~

ほんっと、そうよ彼は!

ニッコニコ笑いながら、ものすんごい変態プレイを平気で強要してくる男ですよ彼は。

ソコが好き ←ヲイ

午後もふわんとなさってたんですかwww 大丈夫でっかwwww

だけど、あんなラブラブ幸せセックスを、好きな男と毎日していたいとゆう私の夢です。
仕事より男。男は2次元。結婚した今、これ正義wwww

非公開コメを頂いた方へ


 コメ有難う御座いました。

 そして、リクエストも有難う御座いました。
 
 リクエスト頂いた分に関しては、今月来月と、今日上げた夏候惇含め、十三支演義SSを3本上げる予定ですので、
 それ以降、是非とも書かせて頂きます!

 素敵なリクエスト、有難う御座いました! 
 ご期待に添えるものが書けるかは不明ですが、気長にお待ち頂けると幸いでございます。
プロフィール

みるくあずき2

Author:みるくあずき2
成人。
主婦。母。妻。嫁。娘。事務員。など。

本家ブログはアメブロ
http://ameblo.jp/milk15azuki
にて、乙女ゲームレビュー(感想・攻略? 雄叫び、乙女向けCDも愛聴)を書き綴っております。

乙女ゲ歴というかゲーム歴4年。
妻となり母となって大分経ってから見つけた趣味なので、遅咲きです。
遅咲きの狂い咲きってヤツですね。

本家ブログは只今リアル絶賛多忙中の為に気紛れゆるゆる更新です。コチラは元々気の向くままに進めています。

下のカテゴリからお好みのモノを選んで頂くと、連載は1話から読めます。

感想・お世辞は大歓迎ですが、苦情は受け付けられません。
鍵付きのコメントは、拍手コメントも含め一切の誤表示を防ぐ為、お返事は致しませんが、必ず読んでおります。励みになっております。有難うゴザイマス。
拍手とかコメントとか貰えると泣いちゃうくらい嬉しいですよ・・・。

鍵付きでは無いコメントは、拍手コメントも含め必ずお返事させて頂いております。
宜しくお願い致します。

只今うたプリだと トキ春 嶺春 蘭春 音春を筆頭にカミュ春や翔春、真春、レン春もございます。R18、オールNLとなりますので宜しくお願い致します。

だけど最近プリンスよりも先輩とかヘヴンズが好きだったり・・・。

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