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別荘にて

 

 以前リクエスト頂いたSSになります。
 リクエスト下さった方、UPまで大変お待たせ致しました。ありがとうございました。






 色んなことがあったけど、とうとう私は郁と婚約をした。
 意地悪なトコロは相変わらずだけど、昔より素直になったし、率直に優しさを表現してくれることが増えた。

 ある日彼が、挙式披露宴を行う前に、最後の恋人同士としての旅行をしようと、3日間だけだけど、素敵な貸し別荘を予約してくれた。
 涼しさが心地よい高原の、可愛い洋館。

 「あっ、ふぅんん! ダメぇ・・・。」

 後ろから郁に腰を抱えられ、出し入れされる彼の固いものを感じながら、私ははしたない声で喘ぎ続けていた。

 「何がダメなの・・・? すごいけど、君のココ・・・ほら、音、してる。」

 そう言って、わざと角度を変えて、ぐちゃぐちゃと卑猥な音が大きくたつように出し入れされる。
 響く水音が、そのまま自分の色欲の深さを表しているようで、泣きそうに恥ずかしい。
 
 「いやぁ、やあっん。」

 「イヤじゃないでしょ。こんな、外で犯されてるのに、地面におつゆが飛び散るくらい感じちゃってるんだから・・・。君、意外と見られたい子だったんだね・・・。」

 ふふっ、と、嘲るような微笑に背筋がゾクゾクする。

 「ちがうぅ・・・ああん!」
 
 夏の避暑需要期を過ぎたためか、世間では所謂人気のこの別荘地にも、今あまり人は居ないようだった。
 ここから少し先にある、小洒落た店が立ち並ぶエリアも、3、4割程度の店は既に季節的な休業になっている。

 だが晴れている日の外の風の心地よさは、人ごみの真夏より、この別荘で過ごすには最適なのではないかと思うほど、快適だった。

 だから、この大きくて広い庭を散歩していたのだけど、なんだかこんなコトになってしまったのだった。

 お互い、婚前旅行という特別な感覚に酔ってはいる。
 だからなのか、庭に置いてあったベンチに何気なく座り、つい絡めた指だけで気持ちが昂ぶってしまった。高い塀に囲まれて、外からは見えない庭とはいえ屋外なのに、服もほとんど剥ぎ取られた私を、彼が貪っている。

 「ね、中に出すよ。君の一番奥まで、僕のが届くように出してあげるからね。」

 「あんっ、あっ、そんな、まだ・・・。」

 「君に拒否権は無いよ。君はもう、本当に僕だけのモノになるんだから・・・僕の赤ちゃん、産むんだよ。僕に中で沢山出されたら・・・・嬉しくない?」

 否定は許さないとばかり、片手で乳首を強く引っ張られた。
 
 「ひゃうううううう!」
 
 「すごいね。ココ、ずっと勃ったままだよ・・・。こんなイヤラシイ体してる子は、他の男を誘わないようにさっさと孕ませなくちゃね。」

 「そんな、そんな事しないっ・・・あああん。」

 郁が、私の体を反らせ、覆い被さってキスをしてきた。

 「してるよ・・・・ほんっと、君は。無自覚なんだから性質が悪いよ。大体今でも幼馴染クンたちが・・・だから、僕のモノだっていう絶対的な証を、君の体、にっ・・・。」

 「んぁあああっ、郁っ・・・ダメ、まだ私・・・。」

 だって、まだ2人きりで居たいの。

 そう言いたくても、郁が益々激しく腰を打ちつけるから喋れない。
 甘えたような、だらしない喘ぎ声しかあげられない。

 「あ・・・っく、あ、出すよっ・・・。」

 郁が何度か大きく腰をびくんとさせ、呻く。
 少しだけ遅れて、自分の体の中がじんわりとあたたかくなって拡がっていく。そしてそれが、今までに感じた事の無い妙な恍惚感を醸し出した。

 (あったかくて、気持ちイイ・・・。)

 縋っていたベンチに倒れ込みながら、私は中に出された至福に浸っていた。
 
 ぐったりと倒れ込んでいる木製のベンチの素材感だけが、妙にハッキリと自分の頬に伝わってくる。こういう時、感覚の一箇所だけが自分の体から抜け切らないまま、異彩な空気を放って鋭敏になるのは何故なのだろう。
 
 意味の無いコトを考えながら、そのまま木の感触をただ受け止める。
 郁が、息をつきながらまだ大きなままのモノを、私の中から抜いた。

 躯の中にしっかりとはまり込んでいたモノが抜かれ、中に出された郁の体液が、とろりと内腿を伝う。熱くて、うっとりする。

 でも、うっとりしたのは私だけじゃないようだった。

 「・・・・すごいね・・・卑猥、眺めが。」

 「・・・?」

 だるい体を捩り後ろを見遣ると、郁が私の脚の間を凝視していた。

 「や、やだぁ・・・」

 慌ててしゃがもうとしたら、郁にお尻をぐっと掴まえられた。

 「ダメだよ。見せて。中に出したのなんて初めてだから、こんなの初めて見ちゃったな。すごくイヤラシイ眺めだよ・・・。君のだか僕のだか、判んないよ、混じっちゃって。」

 「イヤぁ。も、見ないで。」

 「こんな明るい所で見れるなんて滅多に無いんだから。見せてよ。」

 「そんな・・ぁ・・・。」

 「日が当たって、透明な糸がキラキラしちゃってるよ。糸引いてるのは、君のだね。」

 恥ずかしくて逃げ出したい。
 郁はお構いなしに、観察を続けている。

 「ああ、結構大量に洩れてきちゃってる。こんなに出ちゃったらダメだね、もう1回しないと。」

 「え。」

 「なぁにその顔? 僕とするのはイヤ?」

 「そんな・・・そんな言い方、ズルい・・・。」

 お尻だけ突き出したまま崩れかけたような様で、振り返っている肩越しに郁を軽く睨む。
 でも、睨んだつもりだったのに何故か郁は、少しだけだけど、見惚れたような顔をした。

 「・・・ねぇ君さ、そんな格好で上目遣いで、男をズルいって詰るって、すごい破壊力だって解ってやってるワケ?」

 言い終わらないうちに、郁がまた私の中に入り込んだ。

 「ひゃあああん! あああっ、やぁっ、こんなっ・・・。」

 「あ・・・スゴイよ、君の中、滅茶苦茶になってる・・・ドロドロで、すごい・・・。」

 また後ろから、腰ごとぐっと彼の方へ引き寄せられ持ち上げられた。
 今からまた深くされる。彼の動きで次が判って、顔が熱くなる。

 「あああいやぁ、も、もうこんな外でっ・・・いやぁああ。」

 イヤなのに、こんな明るい外で、こんな恥ずかしい恰好をさせられて本当にイヤなのに、郁が欲しくて仕方なくて、郁のくれる快楽に蕩け切った私の口からは、弱弱しい否定の言葉がやっと出て来るだけだ。

 「イヤ、って、っふふ。嘘ばっかり。ココ、悦んでるよ、膨らんじゃってる。」

 「ひいいいい!」

 敏感すぎる芽に指で粘液を擦りつけられ、私はそのまま達してしまった。続けて郁に、激しく肌がぶつかる音がする程の勢いで何度も入れ込まれ、声を上げる間も無いまま、切れ目なしに絶頂に飛んだ。


 気持ちが良すぎて逃げ出したくて、涙が出そうになって郁を受け入れさせられて、そしてそれが、いつしか真っ白になる。
 何度彼に抱かれて、これを味わっただろう。
 抵抗も怯えも恥じらう気持ちも、彼の手で、舌で、そして太い杭でどろどろに鎔かされて、最後にはカタチもなくなり蒸気となり膨らみ切って、弾ける。
 気が付くとたゆたう空気になってゆらゆら揺れながら、見えないけど心地良い残骸として暫く残っている。夢のような一瞬。

 私は2度目の郁の射精で、また同じ白昼夢を見た。今までも何度も見た夢。
 私の中の何かが高速で全身を引っ張って弾けて、そのあとまた穏やかに揺らぐ何かに変わる夢。きっと、郁でしか、見られない、夢。

 そうであってほしいと願う、夢。

 


 戻って来た屋敷のバスルームで汚れを落としながら、何故かまた始めてしまった私達は、自分達の反響する荒い息を耳にしながら一緒に果てた。

 彼の放った体液が、私の体から溢れ出て、冷たいタイルを汚していった。
 彼はその後、私を膝に抱えながら、優しい手つきで体を洗ってくれた。甘くてくすぐったい時間。
 一緒に暮したら、もっとこんなコトが出来る日が増えるかと思うと嬉しくて、嬉しくて、私も彼の体を洗ってあげた。

 頬を真っ赤にして、全身からほわほわと蒸気を発しながら、夕方になって少し蔭ってきた部屋で、郁の淹れてくれたホットココアを飲む。
 服は、半分きちんと着ないまま。

 郁が、そのままで居てほしいと言うから。
 彼は、私の膝を枕にして、下着も着けず、ちゃんとボタンを留めてないブラウスから毀れている乳房を、下から弄って遊んでいる。

 「ん。ダメ、郁。ココア、こぼしても知らないから。」

 「それは困るね。それ熱いし。・・・ね、外でするの、意外といいね。またしようか。」

 「えっ。い、イヤ。だってココは人が居ないからしただけで、帰ったら、そんなの・・・。」

 「じゃあ君はそのまま、僕がドコを触っても、大人しくこぼさずにココアを飲んでて。」

 「もぉやだぁ・・・。」

 
 少しの間我慢していたけれど、とうとう耐えきれなくなった私はカップを置いた。
 ショーツの中は、毀れてきていた彼のさっきの体液で、熱く、どろりと汚れてしまっている。

 「さて、どれくらい毀れて来ちゃったか、見せてごらん。沢山洩らしてたら、もう1回するからね。」

 今日はきっと、気絶するまで注ぎ込まれるに違いない。
 彼の、どこかで意地悪を楽しんでいる目に、ゾクゾクしてお腹の奥がきゅうっと疼く。

 「あ~あ・・・大分出ちゃったね・・・。栓しておかないとやっぱ無理だね。まぁいいか、また奥へ注げば。」
 
 郁の唇が近付いてくる。
 
 「ハネムーンベビーとか、ちょっと夢見てるんだ。夢見てるだけ、だけどね・・・。」

 どんなものも、貴方の見る夢なら一緒に見たい。
 2人で見る夢は、泡沫でも現し世でも幸せだから。

 私は郁の背中に手を回し、彼のキスに身を委ねた。
 秋の休日。私達の婚前小旅行はまだ、続く。




 

                fin

 

 

 
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みるくあずき2

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にて、乙女ゲームレビュー(感想・攻略? 雄叫び、乙女向けCDも愛聴)を書き綴っております。

乙女ゲ歴というかゲーム歴4年。
妻となり母となって大分経ってから見つけた趣味なので、遅咲きです。
遅咲きの狂い咲きってヤツですね。

本家ブログは只今リアル絶賛多忙中の為に気紛れゆるゆる更新です。コチラは元々気の向くままに進めています。

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だけど最近プリンスよりも先輩とかヘヴンズが好きだったり・・・。

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