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pastiche 第11話

 



 
 

 pastiche
 第11話






 
 
 トキヤの話を聞いて、少しだけ、ずっと気になっている。
 彼の話のどこにも、18時12分という中途半端な時刻は出てこなかった。

 真実を知ってから大分日が経った。
 
 春歌は、予約をせずとも来ますと言った病院に、2度は足を運ばなかった。記憶喪失の治療を受けるのはやめた。それを聞いたトキヤは、控え目にではあったがとてもほっとしたように、笑った。

 あの後、言葉も交わさず獣の如く交わり合った。
 愛してると言うのも、どうしてと問うのも、やはりと納得するのも、どんな言葉もあらゆる対応も違う気がした。

 音也がいなくなって安堵したのは事実なのだ。
 それが、トキヤと揉み合った故というのは心に突き刺さったが、詳細は音也が足を滑らせたのが原因なので、そこでかなりの何かが消化されていた。トキヤが罪に問われることはない。それは春歌にとって救いになった。

 黙っていること自体が犯罪のような気もしていたが、トキヤに、音也が帰ってきたらどうするつもりだと言われる度、良心が薄くなっていった。
 
 犯されて脅される日々。悪夢だったからこそ自分で自分の記憶を消してしまう程だった辛すぎる日々。それを齎していた音也は天罰を受けたのだとトキヤに言われる度、納得してしまう自分が居た。

 

 レンと真斗には、数日後、呼び出して話をした。

 春歌は最初は音也とつきあっていたこと。トキヤに心変わりしてしまったこと。それを知った音也の暴力と執着。そこまでは真実を包み隠さず話した。

 そしてあのロケの日は、トキヤと春歌は一緒に一夜を過ごす約束をしていたと告げた。

 だが好奇心でロケ地を見たくなった春歌が、道が判らず間違えてつばさ山ではなく羽山に入ってしまい、トキヤはあちこち探して最終的に山で転んで倒れていた春歌をみつけ、そこから先はご存じの通りだと、2人で打ち合わせを済みの説明をした。音也とはロケが終わってすぐ別れた為、彼の失踪に関しては全く知らぬと言い切った。

 

 「驚いたな・・・。イッキがそんなことをしていたなんて・・・想像できない・・・。」

 レンはひどく驚いていた。

 
 「だが話に矛盾が無い。信じざるを得ないな。実際一十木は七海の、その、そういう写真を、保存していたわけだからな。」

 真斗が神妙な顔で息を吐く。


 春歌は黙っていた。
 話をするのはトキヤに任せた。レンと真斗だけを呼び出したのは、万が一にも口を滑らせない可能性の極めて高い人物に絞ったからだった。

 

 

 「レンと聖川さんにだけ話しましょう。翔は動揺すると口を割る可能性がある。聖川さんは口が堅いし、レンなら誰かがこの話題を出した時、うまくはぐらかしてくれる。彼らは君を気に入っている。特にレンは、女性の名誉が汚されるような真似はしないはずです。聖川さんも古いタイプの人間ですから、こんな話は胸の内に秘めるかと。寧ろ、知ってしまった罪悪感で、責任をより感じてくれる方へ転じて貰えるでしょう。」

 「一ノ瀬さんが音也くんと最後まで一緒に居たことは、言わないんですよね。だったら別に、翔くんが居てもいいんじゃないでしょうか。」

 「いえ。翔は色々な意味で不安です。真っすぐで嘘がつけない。でも頭がキレて口が上手いレンなら、君の名誉を必ず守る為、うまく話をすり替えてくれる。私たちが他人に直接”知りません”と真っ向告げるのと、何かで音也の話題が出た時に、私たちから聞いた話をレンがうまくぼかして喋るのと、人に与える印象は全然違います。音也失踪に関して、私と君は信用されていない。そんな私たちが直に何を言っても無駄です。第3者に客観的に噛み合った話をしてもらった方が他人は信じる。」

 トキヤは冷静に話をする。

 「それに人は、自分だけ、という特別感に弱いものです。秘密性の高い話でもそうでなくても、誰もが知ってる、というよりは、自分だけが知ってると思える方が、連帯感を高めやすい。」

 「それはそうかもしれないですけど・・・。」

 「翔に話したくないのは、翔が口を割りそうだという他にも理由があるんです。音也は10日以上も君を閉じ込めて仕事をすっぽかしたせいで、大分事務所の評価が下がっている。だから捜索願いは出さないという結論に落ち着きそうなのですが、それを月宮先生だけが、彼はそんなことしないと反論しているようで。」

 春歌は林檎を思い浮かべた。
 とても心配していた、カフェでの姿を。

 「翔も同じです。翔も、音也はそんなことしないと、根拠もなく言い張るでしょう。そういう盲目的な信心は困るのですよ。私と君だけが上手く話しても聞き入れて貰えない。月宮先生や翔のような人間を納得させるには、大勢の人間の口が必要です。翔は音也と特に仲が良かった。私が上手く話したところで、”大勢の口” の方へは回ってくれない側の人間なんです。・・・感覚で生きている部分が強いとでも言いましょうか。」

 そうかもしれないと、春歌も思う。
 翔は、良くも悪くも正直だ。

 「いいですか。何かで音也の失踪が話題に上がり、その場にレンと聖川さんが居たとしましょう。」

 トキヤが、教師めいた口調で話す。

 「レンはさっさと話を変えるでしょう。でなければ、例えば、女がいたようだから、その女と駆け落ちでもしたんだろうと茶化すでしょう。自分は、音也が撮ったその女との、アレな写真を見たことがあると言ってね。その横から、聖川さんのような普段から信用ある人間が、レンの写真の話は自分も知っていると言い添える。するとゴシップ好きな世間は、その写真がどれだけアレなのかという話に移行する。レンも聖川さんも焦点はぼかしながらそれで引っ張って、最終的に話はズレて終わる。翔では、こうはいかない。」

 「・・・。」

 反論の余地が無かった。
 頭のいい人間の考えることは理詰めと正論で構築されていて、不足がちな語彙では反論出来ない。

 トキヤは彼なりに考えて、最善を尽くしていると言った。
 春歌は、そんなトキヤの強い気持ちを感じ取り、最終的に彼に従ったのだった。

 

 

 「・・・ということは、一十木は七海に失恋したショックやらなんやらで、自分の意思で姿を消したのか・・・。だが、事故に巻き込まれた可能性だって捨てきれぬだろう。なぜ事務所は、捜索願を出さぬのだ。」

 真斗の言葉に、トキヤがぴくりと肩を跳ねさせた。
 それは、隣にくっついて座っている春歌にだけ、僅かに判る程度ではあったが。だが、トキヤは冷静にいつも通りの表情で言う。

 「事務所は、捜索願の必要がないと判断しているようです。」

 そしてそれは、次に出たレンの言葉で、いともあっさり真斗の納得を誘った。

 「イッキはどうやら、仕事を無断欠席していたらしいんだよ。それも、1度や2度じゃない。龍也さんの監視が入ったって話を、俺はたまたま聞いたんだけどね。他のタレントの耳に入って悪い影響が出るのは避けたくて、事務所は大声で言わなかったらしいんだけど・・・。だから今回の失踪も、結局はそんな風に考えられてるらしいんだ。」

 「そうだったのか・・・そんな事をしていたのでは、信用がなくなっても仕方がないな。まったく、何を考えていたのだ一十木は。あきれ果てる。」

 トキヤの耳に入っていたのだ。レンも聞きつけていておかしくなかった。
 上手い具合にトキヤの、第3者に客観的に噛み合った話をして貰う。という事前説明が具体化された例を見て、春歌は感心してしまった。

 あ、と真斗が顔をあげる。

 「そうだ。俺も、ソングステーションの収録で一緒になった時、月宮先生の家に監禁されてると聞いた。さぼったから送迎付きだと確かに言っていたぞ。次の山でのロケは、流石に監視はなくなるみたいとかなんとか・・・。俺は自分の新曲初披露だったので緊張しすぎていて、聞き流していたのだが・・・。」

 「まあ、そんな訳で私たちは、音也がどうして姿を消したかは、わかるような、わからないような、という感じなのです。」

 トキヤが強引に話の幕を引いた。
 引き切る前に、念を押す。

 「あなた方を信用して、本当のことをお話しました。」

 もう一度、2人を真剣な目で見据える。

 「たまたま最後まで一緒に居たとか、彼女が偶然同じ日に、山で倒れてたのを発見されたなんて印象的な事件があったからというだけで、音也の失踪と私たちを関連付けられるのは、はっきり言って迷惑です。それを伝えたくて、話したくない事まで話ました。身近なあなた方が知っていてくれればそれでいい。これ以上、彼女の恥を広めたくない。決して他人には話さないで下さい。それだけは約束して下さい。元・恋人から受ける暴行という内容は、女性にとって屈辱的な連想を世の中にさせてしまう。彼女にこれ以上、辛い思いはさせたくない。」

 「こんな話、他人に出来るわけがないだろう。レディに対する冒涜だ。任せておけ、オレは死んでも黙っているよ。レディ、辛かっただろう。大丈夫だよ。オレはこんな話を言いふらす程、底辺じゃない。」

 「当然だな。人の噂はどこで尾ひれがつくか解らん。七海の名誉にも事務所のイメージにも関係する重大なことだ。人に話せる内容じゃない。生涯、俺の胸に秘めておくから安心してくれ。約束しよう。」


 トキヤがほっとした笑顔で目の前の同期に礼を言うと、幕は降り切った。
 




 

 春歌にとって、一世一代の大舞台だったあの日から1週間が経った。
 トキヤが取り仕切ってくれたおかげで、自分はほとんどただ座っているだけだったが、部屋へ帰ってどっと倒れ込んだ程だった。

 
 トキヤは今日、1泊2日で朝早くから、地方へ撮影で出かけていた。
 大人しく家にいるようにと散々言い含め、心配そうな顔で離れないトキヤを、春歌は笑顔で抱きしめて、愛の言葉を贈り安心させた。

 

 やっと一人になれた。2日間は誰にも邪魔をされない。
 春歌はインターネットを開いて、羽山周辺の地図を探した。

 
 「・・・ほんとだ・・・幹線道路を挟んで、向かい側に羽山とつばさ山があるんだ・・・。」

 地図をスクロールさせたり、電話を掛けたペンションの所在地を探した。
 
 
 トキヤにはああ言ったが、心のどこかの小さな部分が、どうにもしっくりこなかった。
 
 トキヤの話は完璧だった。
 
 だからこそだ。完璧だったからこそ納得出来ないんだという点については自分でも判っていた。人ひとりの安否を秘しながらどこにも矛盾が無い話など、それはそれで奇妙な気がする。そしてその違和感を解決する糸口は、やはり未だ取り戻せない自分の記憶にあるような気がしてならなかった。


 羽山駅とつばさ駅では、県が違った。同じ山が丁度県境で別れているようにも見えた。
 そして途中で、春歌はどんどん自分の気持ちが走り始めているのに気付いた。

 
 調べれば調べるほど、しっくりこなくなる。

 キーワードを打ち込み叩き、出てきた検索結果をメモし、また検索バーに戻ってキーワードを叩き込む。何度も何度も繰り返し、漸く春歌は目当ての数字を探し出した。

 「これ・・・これだったんだ・・・!」

 18時12分。
 その時刻は、

 「つばさ山からつばさ駅へ出発する、最後のバスだったんだ・・・。」

 つばさ山から、駅へ。
 
 「やっぱりおかしい・・・。どうしてこんな時刻表のメモを私が手帳に・・・。私がつばさ山から、そのバスへ乗って駅へ行くつもりだったという、こと・・・?」

 自殺の名所といわれるその山近辺を走る、1時間に1本程度しかない田舎のバスの、時刻表。

 「私は一ノ瀬さんを止めに行った・・・。だったらメモするのは、普通は行きの時刻表だと思うけど・・・どうして帰る時間なの・・・。」

 トキヤは、土地勘が無かったので紙に書き出しながら計画をして、それを春歌に見つけられたと言っていた。
 もしこの時刻がそこに書いてあったというなら、その紙をそのまま持ってトキヤを止めに出かければいいと思える。わざわざ手帳に、走り書きのようにペンションの電話番号と、帰りのバスの最終時刻だけを書き込む理由が良く判らない。

 それに何より普通に考えて、何が書いてあったか知らないが、恐らく時刻表や山近辺の地図が書いてあったのだろうと想像できる。

 だが、そんな紙を目にしたとして、音也をどうにかする計画の為に色々書き記している紙だ。などと自分は思いつくだろうか。自分だったら、何だろう、と思ってそのまま放っておくような気がする。大体、トキヤのような頭の良い人間が重要書類を出しっぱなしにして出かけるなど、そんなヘマをするのだろうか。

 何かがずれている気がする。

 ぴったり合わさらない。
 春歌は、急いで外出の支度をした。








 その駅は寂れた駅で、駅というのもあやしいような程度だった。
 単線の線路が走る風景は、何年も東京暮らしの春歌の目を和ませた。

 昨日は夕方から出かけた為、中継地点の適当なホテルに泊まった。お陰で、午前中もまだ早い時間にここまで来られた。

 タクシーが駅前に1台停車していたのはラッキーだった。
 春歌はメモを見せ、運転手は車を発進させた。

 着いたペンションは可愛らしい洋館で、いかにもペンションという雰囲気だった。
 
 「ごめんください。」

 ドアを空けて、小さなフロント風のカウンターの奥に声をかけた。

 「はーい。」

 電話と同じ声だと、春歌は直感した。
 出てきたのは、小柄で明るい感じの妙齢の女性だった。

 「はい、あ!」
  
 「?」

 春歌を見て、あ! と声をあげた女性従業員が不思議で、春歌は首を傾げて見せた。

 「あらあら、おはようございます。どうなさったんですか。」

 「え? あの・・・。」

 「もしかして、また何日か泊まられます? 一応今日は空いてはいますけど、あ~まだチェックアウトしてないお客様も・・・あ、あらやだ、そうじゃなかったかしら。」

 春歌は訳がわからなかった。初めて会った女性に親しく挨拶をされる奇妙さ。
 だが心の中で警戒し、必死に冷静さを装った。正直に話すのが総てではないと、トキヤに教わったばかりだ。

 「あの、お久しぶりです、その節は、どうも・・・。」

 「久しぶりって程でもないじゃないですか~。まだひと月かふた月、あ、ふた月は経ってないですかね。それくらいですよねえ。」

 自分はここに来たことがあるようだ。
 記憶にない自分の行動。それが春歌の心臓を早鐘のように急かす。

 「はい、あの、その、私、忘れ物とかなかったですか。」

 「忘れ物? あらっ、忘れ物を取りにいらっしゃったんですか。ええと、でも、何かお忘れになっていらしたかしら。一応お部屋を掃除した時はなかったですけど・・・。だってチェックアウトの朝に、荷物全部宅急便屋さんに預けてらしたし。残したのは小さなバッグだけでしたよねえ。」

 春歌の心臓は、そこだけ別の意思を持ったかのようにばくばくと猛スピードで動く。この女性は自分を知っている。自分はここに泊まった事がある。ひと月くらい前。ふた月は前じゃない。丁度、自分が山で倒れていた頃だ。

 「あ、の。私、領収書を、失くしてしまって。経費で宿泊費が落とせるんですけど正確な日付が知りたくて。」

 自分が空恐ろしい。
 こんな嘘がつけるなんて、思いもよらなかった。早口なのは、こんな台詞が出せる汚れた自分を早く通過したいからだとしか思えない。

 「あら、いいですよ、もう一度お出ししますよ。ちょっとお待ち下さいね。」

 カウンターの下をごそごそしている女性に向かって、春歌は話しかけた。
 
 いちかばちかだ。
 自分の想像が正しいかどうかを確認したい。不審がられたらさっさと帰れば済む。春歌は出来るだけ落ち着いて言葉を口にした。


 「あの、私、ここに泊まってる間、ずっと1人だったと思うんですけど。あと、昼間はずっと出かけてたと思うんですけど。」

 「そうでしたねえ、女性お一人で泊まりのお仕事なんて大変でしたよねえ。朝ご飯を食べたらすぐ出かけられて、夕ご飯まで戻っていらっしゃらなくて、確か、何かを調べるお仕事をなさってたんですよねー。いつも大きなリュックを背負って、出かけられてましたものねえ。」

 どくんと。
 心臓が大きく動く。

 「ここから、羽山へはすぐ行けるんですよね?」

 「そんなものすごくすぐには、行けませんよ~。」

 あはは、と、女性が軽快に笑う。
 春歌は少し面喰い、電話での会話を思い浮かべながら、羽山はここからすぐ傍ですよね? と再度尋ねた。

 「羽山は近いですよー地図の上では。」

 けらけらと、女性が領収書に金額を書き込みながらニコニコ笑う。そしてふと真顔になって突然、

 「そういえば山田さん、この前お電話、して下さった?」

 と言った。

 どくんと、心臓が跳ねた。
 言葉に詰まった春歌はを見て、また女性はニコニコしながら、手をわたわたと忙しなく振り回した。

 「あ、やっぱり違いますよね、ごめんなさい変なこと言って。いえね、この前問い合わせの電話があって、声とか話し方がなんとなーく山田さんに似てるような気がして、こないだ泊まられた山田さんじゃないですか? って聞こうかと思ったんですけど、良かったわぁ聞かなくて。全然関係ない質問をされてたから、違うかなーとか、なんか色々考えちゃって。」

 女性は屈託なく笑い、領収書を綴りから切り離す。
 山田良子様、と領収書に書かれた宛名を、春歌は妙な感情で見つめていた。
 
 あの時、あのぉ・・・と女性が言いかけたのは、こないだ宿泊した山田さんですか? と尋ねたかったのだ。あの言葉の合間が不思議だったが、そういう事だったのだと、春歌はひとつ謎が解けた気持ちだった。しかしすぐ、そんな余韻に浸ってる場合ではないと顔をあげる。

 「あの、羽山は地図だととても近いんですけど・・・。」

 「あーそうそう羽山の話でしたね。羽山はうちから行くとなると、普通は幹線道路へ出て、その道路を大分走って・・ってなります。」

 ネットで調べた情報と同じだと、春歌は手を握り締める。
 自分の予想は、きっと合っている。直感を信じてここまで確認しに来た自分は多分正しいと、だんだん確信が強くなる。

 「向い合せに山はあるんですけど、車だと色々道路とかの都合上、うちからはさっと行けないんです。徒歩でならまあ、なんとか、フェンスとか乗り越えたり、隙間くぐったりして行けばそこそこ近いですけど。でもうちからなら、つばさ山の方が近いんです。」

 「つばさ山へはどのくらいで、行けるんですか。」

 「20分も歩けば、入口ですよ。」

 手渡された領収書の備考欄に、チェックイン5/14 チェックアウト5/18 と記入されているのを見た春歌は、急いでそれをバッグに仕舞い、つばさ山へ走った。

 

 
 
 


 


 
 To Be Continued・・・







 

 次回第12話(最終話)は、11月20日頃更新予定です。














 
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非公開コメント

No title

トキヤ知能犯…でもやっぱりなんか隠してるよね~(^_^;)最終回が気になります。真相や如何に???

ナナオさんへ

ナナオさんこんばんわ!
長く続きました連載も最終回です!
真相がどうなったかを是非、お読みいただけたら嬉しいです!

感想いつもありがとうございます。
いつも嬉しく頂戴しております。ありがとうございます!
プロフィール

みるくあずき2

Author:みるくあずき2
成人。
主婦。母。妻。嫁。娘。事務員。など。

本家ブログはアメブロ
http://ameblo.jp/milk15azuki
にて、乙女ゲームレビュー(感想・攻略? 雄叫び、乙女向けCDも愛聴)を書き綴っております。

乙女ゲ歴というかゲーム歴4年。
妻となり母となって大分経ってから見つけた趣味なので、遅咲きです。
遅咲きの狂い咲きってヤツですね。

本家ブログは只今リアル絶賛多忙中の為に気紛れゆるゆる更新です。コチラは元々気の向くままに進めています。

下のカテゴリからお好みのモノを選んで頂くと、連載は1話から読めます。

感想・お世辞は大歓迎ですが、苦情は受け付けられません。
鍵付きのコメントは、拍手コメントも含め一切の誤表示を防ぐ為、お返事は致しませんが、必ず読んでおります。励みになっております。有難うゴザイマス。
拍手とかコメントとか貰えると泣いちゃうくらい嬉しいですよ・・・。

鍵付きでは無いコメントは、拍手コメントも含め必ずお返事させて頂いております。
宜しくお願い致します。

只今うたプリだと トキ春 嶺春 蘭春 音春を筆頭にカミュ春や翔春、真春、レン春もございます。R18、オールNLとなりますので宜しくお願い致します。

だけど最近プリンスよりも先輩とかヘヴンズが好きだったり・・・。

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